2018年11月8日、韓國?ニュース1によると、結(jié)核予防のため乳児などが摂取する日本製のはんこ型BCGワクチンから基準(zhǔn)値を超えるヒ素が検出され、子を持つ親の間に不安が広がっている。一方、韓國の保健當(dāng)局は「安全性に問題はない」との立場を貫いている。

韓國の食品醫(yī)薬品安全処は7日、「日本ビーシージー製造が製造した経皮用乾燥BCGワクチンから基準(zhǔn)値を超えるヒ素が検出されたため、當(dāng)該製品を回収する」と発表した。これに先立ち日本の厚生労働省は、當(dāng)該製品の出荷を停止していると明かしていた。

問題のワクチンに入っていたヒ素は0．26ppmで、基準(zhǔn)値である0．1ppmの2．6倍。しかし、日韓両國は「安全性に問題はない」と判斷した。その理由は、検出量が一日摂取許容量よりはるかに少ないため。また、はんこ型は針が9本あるため、全てのヒ素が體內(nèi)に入ったのではないと判斷したという。

安全としつつも當(dāng)該製品を回収した理由について、食品醫(yī)薬品安全処関係者は「基準(zhǔn)値を超えたため」とし「巖石などにも微量のヒ素が存在する。溶剤の原料である塩化ナトリウムにも不純物として微量のヒ素が含まれる可能性があるため基準(zhǔn)値を設(shè)けている」と説明した。また「日本では100％はんこ型BCGを打つため出荷停止にとどまったが、韓國には注射型BCGもあるため回収した」と明らかにした。

これに対し、韓國のネットユーザーからは不安の聲が続出している。記事のコメント欄には「心配ないのになぜ回収するの？接種したらまずいからでは？」「生まれて間もない子が打つ注射なのに、なぜそんなことが平然と言えるのか」「基準(zhǔn)を設(shè)けたならそれを守って」「その判斷が間違っていたらどう責(zé)任を取るつもり？9本の針を刺されて泣いている子どもの腕をつかみ、ちゃんと侵透するようにフーフーしていた自分が恥ずかしい」「この國で子どもを産んだことを後悔する。少子化対策を考える前にまずは基本を守って」などの聲が寄せられている。（翻訳?編集/堂本）