2018年11月8日、韓國?朝鮮日報(bào)は、韓國南西部に位置する人口60萬人余りの全羅北道（チョルラブクド）全州（チョンジュ）での143階建てタワーの建設(shè)をめぐり、論爭が繰り広げられていると報(bào)じた。

記事によると、道庁舎の隣に建設(shè)が予定されている同タワーの名前は「エクストリームタワー」。1970年代に開業(yè)した大韓紡織の工場跡地（21萬6000平方メートル）に430メートルのタワー、20階建ての観光ホテル、15階建てのユースホステル、3000戸規(guī)模のマンション9棟、大規(guī)模なショッピングモールなどの建設(shè)が計(jì)畫されている。ここはかつて郊外だったが、2003年に西部に新市街地が開発され、道庁や警察庁などが並ぶ「一等地」になったという。チャグァン建設(shè)は現(xiàn)在、公示地価（約1200億ウォン＝約120億円）の1．5倍高い1980億ウォン（約198億円）を完納、登記を終えており、2023年の世界スカウトジャンボリー開催前の完成を目標(biāo)に掲げているという。

ところが、タワー建設(shè)をめぐり市民らの間では、「人口も働き口もない全州に143階建てのタワーは話にならない」という反対と、「観光客流入効果で地域経済が息を吹き返すだろう」という賛成の真っ二つに意見が割れ、対立が続いているという。

これに対し、韓國のネット上には3000件以上のコメントが寄せられている?！疙n國全體が死にそうなのに全羅道だけはお金が余ってるみたいだね」「（伝統(tǒng)家屋が立ち並ぶ）全州韓屋村は『味の故郷』と伝統(tǒng)を売り出してるのに、今度は先端の超大型タワー？コメディーかよ」「タワーから見下ろしたら何もない野原と山々が見えるだろう。韓屋村の他に何の観光スポットもないところに建てられても、誰も來ない」「まだ釜山や仁川など海がある所なら分かるけど…。全州は出身地だけど、これといって見るものはないと思う。それなら観光活性化に向けて韓屋村をリノベーションしてほしい」など反論が目立ち、「創(chuàng)立6周年、資産規(guī)模900億ウォン（約90億円）のチャグァン建設(shè)が巨額のプロジェクトを進(jìn)めるって？私の街じゃないから関係ないけど、不祥事なく丈夫に造ってね」「資本5億ウォン（約5000萬円）のチャグァン會社にそんなお金ある？バックにロッテが投資して建てる計(jì)畫なのだろう」などと指摘する聲もあちこちから寄せられている。（翻訳?編集/松村）