2019年8月22日、環(huán)球時報は、新たな宇宙開発競爭にて米國が中國に負けつつあるとする、米メディアの報道を伝えた。

記事は、米誌ナショナル?インタレストの22日付記事を引用?，F(xiàn)在の米國の宇宙防衛(wèi)戦略は不十分であり、失敗の方向に向かっているとし、「トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)の宇宙軍構(gòu)想はとても大膽だが、米空軍がこの構(gòu)想について行っておらず、空軍上層部は既存の設(shè)備や組織の段階的な改善にばかり注視している」と説明した。

そのうえで「米國の政策関係者、情報関係者の多くが中國の動きをはっきり認識し、警告し続けているにもかかわらず、米空軍上層部はなおもホワイトハウスに対して衛(wèi)星指揮部の資金援助強化ばかりを求めている。こんな狀況では、トランプ氏が打ち出した宇宙の主導(dǎo)権を握るという號令を?qū)g現(xiàn)することは絶対にできない」と論じている。

一方で、ライバルの中國は21世紀の電信、エネルギー、交通、製造業(yè)の掌握、コントロールにつながる宇宙のインフラ戦略を?qū)g行中であり、建設(shè)計畫を進めているとした。

そして、中國が間もなく得るであろう宇宙空間における主導(dǎo)的な地位は米國の地政學(xué)的パワーを打ち消すものであり、中國が宇宙から世界の情報の流れを制御できるようにするものだと説明。その過程において中國はまず、日増しに成長している小型ロケットの打ち上げ市場の征服に乗り出しているとし、「間もなく米國の打ち上げ事業(yè)者を破り、世界的な獨占を獲得するだろう。そうなれば、衛(wèi)星インターネット、映像、電力といった分野で、米國というライバルが追い越すことのできないアドバンテージを得ることになる」と予測した。（翻訳?編集/川尻）