2019年6月20日、韓國(guó)?文化日?qǐng)?bào)などによると、漁民4人が乗った北朝鮮の漁船が北方限界線（NLL）を越えて韓國(guó)北東部の江原道?三陟港に入港した問題で、韓國(guó)の李洛淵（イ?ナギョン）首相が「韓國(guó)軍の大きなミス」だとして國(guó)民に謝罪した。

北朝鮮の漁船は15日午前6時(shí)50分ごろ、三陟港の埠頭に停泊した。漁船はNLLを越えて3日間にわたり航行していたが、韓國(guó)海軍は地元住民からの通報(bào)を受けて初めてその事実を把握した。そのため國(guó)民から「たるんでいる」「もし北朝鮮の軍艦が接近しても気付けないのでは」などと批判されていた。北朝鮮漁民の1人は「脫北して、ソウルの親戚に電話したいので攜帯を貸してほしい」と地元住民に話したという。

記事によると、李首相は20日、この件について「國(guó)民に大きな心配を掛けたことに対し、深くお詫びする」と述べた。また、「北朝鮮の漁船はNLLから130キロ南下して三陟港に入港するまでいかなる制裁も受けなかったという事実を確認(rèn)した」とし、「合同調(diào)査チームは事件の経緯と軍の警戒態(tài)勢(shì)、漁船を発見した時(shí)點(diǎn)とその後の対応などについて徹底的に調(diào)査してほしい。結(jié)果は國(guó)民に全て公開し、過ちを犯した人の責(zé)任を問う」と強(qiáng)調(diào)した。

韓國(guó)國(guó)防部の鄭景斗（チョン?ギョンドゥ）長(zhǎng)官も「北朝鮮の漁船の狀況を軍は厳重に認(rèn)識(shí)しており、國(guó)民の皆さまに深くお詫びする。今回の件をきっかけに軍の警戒作戦の実態(tài)を詳しく調(diào)査し、責(zé)任を負(fù)うべき関係者を厳しく罰する」との內(nèi)容の謝罪文を発表した。

これに、韓國(guó)のネットユーザーからは「現(xiàn)地住民が通報(bào)しなかったらどうなっていたの？國(guó)民は何を信じて暮らせばいい？國(guó)は誰(shuí)のために存在しているの？」「ついに軍隊(duì)すら信用できなくなった。こんな事態(tài)を作った文大統(tǒng)領(lǐng)もすごいし、それを黙って見ている國(guó)民もすごい。ロウソクデモの時(shí)の団結(jié)力はどこへ消えた？」など不安の聲が上がっている。

その他にも「謝罪ではなく辭任するべき」「現(xiàn)政権では軍隊(duì)が全く機(jī)能しない。國(guó)防費(fèi)を無(wú)駄遣いするより、金正恩（キム?ジョンウン朝鮮労働黨委員長(zhǎng)）にお金を渡して『攻撃しないでください』と頼んだ方が安く済みそうだ」「こっそりではなく、船に乗って堂々と入って來(lái)たのに気付かなかったとは情けない。全員で居眠りでもしていたのか？」など厳しい聲が多數(shù)寄せられている。（翻訳?編集/堂本）