2018年12月20日、韓國(guó)?京郷新聞は、韓國(guó)行政安全部（以下、行安部）が來(lái)年から非武裝地?。―MZ）周辺に造成する「韓國(guó)版サンティアゴ巡禮路」が物議を醸していると報(bào)じた。

記事によると、行安部は今月16日、「生態(tài)系の寶庫(kù)であり、さまざまな歴史?文化?安保資源を保有するDMZと近隣の境界地域に韓國(guó)版サンティアゴ巡禮路である『DMZ統(tǒng)一を開(kāi)く道』を造成する」と発表した。2019年から2022年までの4年間で286億ウォン（約28億6000萬(wàn)円）を投じ、江華（カンフ?。─楣坛牵ē偿渐螅─蓼?56キロの朝鮮半島橫斷路を造るという事業(yè)で、「年間100萬(wàn)人以上が訪問(wèn)し、2500億ウォン（約250億円）の経済効果を創(chuàng)出する」との考えを示したという。

また17日には、ツイッターの公式アカウントに、短い動(dòng)畫(huà)とともに「韓國(guó)版サンティアゴ巡禮路が造られます！65年もの間、人が足を踏み入れたことのない道の土地に」という內(nèi)容の広報(bào)ツイートも掲載された。ただ同ツイートには、「公共機(jī)関としては異例」という300件を超える反発コメントや1500件あまりのリツイートがあり、大統(tǒng)領(lǐng)府の國(guó)民請(qǐng)願(yuàn)掲示板にも反対意見(jiàn)が寄せられた。主な內(nèi)容は「DMGの自然を破壊するな」というもので、その他にも「宗教色が強(qiáng)いサンティアゴ巡禮路とDMGを結(jié)びつけるのは適切でない」という指摘も出たという。

これを受け、行安部地域均衡発展課関係者は「DMZではなくDMZ境界地域で、既存の観光資源を生かす程度であり、新たに道を開(kāi)くとしても人が通る細(xì)道程度だ」とし、「予算も土木事業(yè)をするほどではない」と説明したという。

しかし記事は「行安部の計(jì)畫(huà)通りでも問(wèn)題がある」と指摘している。緑色連合は10月に調(diào)査を行い、民間人が自由に出入りできる境界地域にも「未確認(rèn)地雷地帯」が殘っている事実を発表した。未確認(rèn)地雷地帯についてはこれまでもたびたび危険性やずさんな管理が指摘されてきたという。

さらに、江原道（カンウォンド）の山林の90％は珍しい植物や生態(tài)系の保全のための「山林遺伝資源保護(hù)區(qū)域」に指定されていることから「開(kāi)発と出入りが制限された自然保護(hù)區(qū)域に観光目的の道を造ること自體が問(wèn)題だ」との指摘も出ているという。これに対し同関係者は「今後、國(guó)防部、環(huán)境部、山林庁など関連省庁との協(xié)議を進(jìn)め、問(wèn)題を取り除いていく」との考えを明らかにしている。

これを受け、韓國(guó)のネット上でも「DMZは韓國(guó)のアマゾン。現(xiàn)狀のまま保存しなきゃ」「本場(chǎng)のサンティアゴ巡禮路も韓國(guó)の観光客が（行き過(guò)ぎて）臺(tái)無(wú)しにしてる。DMZは開(kāi)発より保存中心に進(jìn)めるべき」「朝鮮半島で唯一自然がそのまま殘ってる場(chǎng)所。北朝鮮に行くには別の方法もあるから、ここは手をつけずに子孫たちのために殘しておこう！」「狹い國(guó)土に人口が密集してるから人が手をつけてない山はDMZ以外にはない。ここが最後の1つ」「観光客が入ったら自然の生態(tài)系が崩れて良いことなどない」など反論モード一色で、中には「南北首脳會(huì)談を數(shù)回したからって、もう戦爭(zhēng)が終わったと勘違いしてるようだね」と指摘するコメントも寄せられている。（翻訳?編集/松村）