2019年3月12日、韓國?朝鮮日報は「北朝鮮が米朝、南北首脳會談の期間中にも核物質(zhì)の生産を続けていたと報じられたことで、北朝鮮の非核化の意向を保証してきた韓國政府は難しい立場となっている」と伝えた。

記事によると、米國の一部からは「韓國責(zé)任論」が浮上し、対北朝鮮制裁の緩和推進(jìn)への批判も強(qiáng)まっている。アインホーン元米國務(wù)次官補(bǔ)は「（北朝鮮の）非核化がこう著狀態(tài)にある中で文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が南北関係の進(jìn)展を進(jìn)めるなら、大きな失敗となるだろう」と発言、米シンクタンク外交問題評議會のスナイダー上級研究員も「韓國が今、仲裁者の役割を務(wù)めようというのは欲張り過ぎだ」との考えを示したという。

韓國大統(tǒng)領(lǐng)府の鄭義溶（チョン?ウィヨン）國家安保室長は昨年3月9日、米ホワイトハウスでトランプ大統(tǒng)領(lǐng)と會い「金正恩（キム?ジョンウン）委員長は非核化の意向がある」と述べた。これが、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が米朝首脳會談を進(jìn)める契機(jī)となった。しかし、その間にも北朝鮮が大量の核物質(zhì)を生産していたのが事実であれば、「韓國政府は米國をはじめ國際社會に対し、北朝鮮の非核化について『うその保証』をしたことになる」と、記事は指摘している。文大統(tǒng)領(lǐng)は今月4日にも「寧辺（ヨンビョン）核施設(shè)が完全に廃棄されたら、北朝鮮の核廃棄は不可逆的な段階に入る」と述べている。ハノイでの米朝首脳會談が決裂した後も、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府と政府は開城（ケソン）工業(yè)団地と金剛（クムガン）山観光事業(yè)の再開を進(jìn)める意向を重ねて示している。

こうした狀況について、韓國政府は「韓國と米國の國家安全情報會議（NSC）では、リアルタイムで緊密な疎通を行っている」と説明している。鄭室長はボルトン米大統(tǒng)領(lǐng)補(bǔ)佐官（國家安全保障擔(dān)當(dāng)）と電話で會談したという。しかし記事は「ボルトン補(bǔ)佐官が北朝鮮の核物質(zhì)生産を韓國側(cè)に伝えなかった可能性は高い上、政府が北朝鮮の狀況を米國にきちんと伝えたかも疑わしい」とし、「米韓間の基本的な情報の共有すらないのでは」と指摘している。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「米國だけじゃなく歐州でも、金正恩の代弁をしてたよね。大変なことになったぞ」「この政権は皆、うそしか言わないのか？」「ろくなことをしない政府」「愚かな國民はうそつきを見抜けなかった」「『北朝鮮は主敵』と言わせなくした（2018國防白書から文言を削除した）ことからして問題だった」など、批判の聲が殺到している。

また、最大野黨「自由韓國黨」の羅卿ウォン（ナ?ギョンウォン）院內(nèi)代表が國會演説で「文大統(tǒng)領(lǐng)は金委員長の首席報道官」と述べたことに対して韓國大統(tǒng)領(lǐng)府が遺憾を表明し謝罪を求めたことを引き合いに、「やっぱり首席報道官じゃないか」「正しいことを言った院內(nèi)代表に失禮な行動を取った人たちは當(dāng)事者と國民に謝罪せよ」「金正恩の首席報道官が、金正恩の代弁をしただけなのに、何か問題でも？」などのコメントも寄せられている。（翻訳?編集/麻江）