2019年5月8日、韓國?中央日報(bào)によると、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府は「米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)が文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)との電話會談で、韓國による北朝鮮への食糧支援を支持する考えを示した」と発表したが、米ホワイトハウスの発表文には同內(nèi)容が含まれていなかった。

記事によると、ホワイトハウスは「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)と文大統(tǒng)領(lǐng)は北朝鮮関連の最近の動向と最終的かつ完全に検証された非核化の達(dá)成方法について議論した」という短い文章を発表した。

ホワイトハウスが発表文からトランプ大統(tǒng)領(lǐng)の食料支援発言を省いたことについて、記事は「閣僚らと溫度差がある」と指摘している。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は先月11日の米韓首脳會談でも文大統(tǒng)領(lǐng)に「人道的支援には同意する」と述べていた。しかしポンペオ長官は今月5日にABC放送とのインタビューで「北朝鮮の人口の50％が深刻な栄養(yǎng)失調(diào)の危険にさらされているが、核兵器を保有している限りは危険が続くことを理解しなければならない」とした上で、「人道的支援は認(rèn)められる。つまり、制裁も北朝鮮に食料品の購入を認(rèn)めている。土曜日（4日）の（飛翔體）発射を見て、その資金を北朝鮮住民のために使えたのにと考え、非常に殘念な気持ちだった」と話したという。これについて記事は「核?ミサイルに投資するのではなく、住民のために食料を購入せよという意味だ」と説明している。

また、ワシントンの外交消息筋も「今月9～10日に訪韓するスティーブン?ビーガン北朝鮮特別代表が食糧支援に非核化交渉への復(fù)帰などの條件を付ける可能性がある」と話しているという。ただ、國連決議案でも認(rèn)められている人道的食糧支援に交渉復(fù)帰などの條件を付ける場合、それを金正恩（キム?ジョンウン）朝鮮労働黨委員長が認(rèn)める可能性は低いとみられている。

これについて韓國のネットユーザーからは「食糧支援を行っていいかどうかは韓國國民に尋ねるべきだ。文大統(tǒng)領(lǐng)個(gè)人のお金ならトランプ大統(tǒng)領(lǐng)に尋ねてもいいけど」「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が支持しようがしまいが、食糧支援は駄目！」「韓國経済は不調(diào)だ。米の値段が急上昇し、韓國にも満足に食べられていない人が多い。それなのにミサイルを撃つ北朝鮮に米を贈る？國民の稅金で？」「ミサイルをつくる資金でいくらでも食料を買える」「文大統(tǒng)領(lǐng)は本當(dāng)に韓國の大統(tǒng)領(lǐng)なの？。まるで金正恩の秘書室長のよう」など、北朝鮮への食糧支援に否定的な聲が上がっている。

また、「北朝鮮を支援することの最大の問題は、米韓同盟が崩壊してしまうこと。米韓の信頼が崩れてしまうことだよ」「北朝鮮に攻撃されることが怖いのではなく、米國に愛想を盡かされそうで怖い」など、米韓関係を心配する聲も多く見られた。（翻訳?編集/堂本）