2020年6月24日、韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)は、朝鮮戦爭(zhēng)が25日に開戦から70年を迎えるのを前に行った世論調(diào)査の結(jié)果について報(bào)じた。この戦爭(zhēng)の最大の責(zé)任は「北朝鮮にある」との回答は56．9％で半數(shù)を超えた。

世論調(diào)査は、同紙が、「6?25戦爭(zhēng)（朝鮮戦爭(zhēng)）70周年事業(yè)推進(jìn)委員會(huì)」と韓國(guó)政治學(xué)會(huì)との合同で実施。実際の調(diào)査は世論調(diào)査會(huì)社の韓國(guó)ギャラップに依頼し、1012人を?qū)澫螭诵肖铯欷俊?/p>

朝鮮戦爭(zhēng)の最大の責(zé)任はどの國(guó)にあるかを聞いたところ、北朝鮮を挙げた人は56．9％と最も多く、南北（北朝鮮と韓國(guó)）11．8％、米國(guó)9．6％、舊ソ連6．8％、中國(guó)4．8％、韓國(guó)1．2％だった。北朝鮮と答えた人を世代別に比較すると、20代は44．1％だったのに対し、60～70代は71．6％に上り、27.5ポイントの差が見られた。

また、韓國(guó)の國(guó)民の73．9％は朝鮮戦爭(zhēng)がいつ起きたのかを「知っている」と答えた一方、開戦が「1950年」と正確に把握している人は64．3％だった。3．7％は日本の植民地支配から解放された「1945年」と答え、26．1％は「知らない」と回答した。

今回、世論調(diào)査を行うにあたり設(shè)問を作った、韓國(guó)政治學(xué)會(huì)所屬の慶北（キョンブク）大學(xué)政治外交學(xué)科のオム?ギホン教授は「50代の人の場(chǎng)合、6?25戦爭(zhēng)を直接経験した親の世代から伝え聞いている。世代が若くなるほど戦爭(zhēng)経験世代と遠(yuǎn)くなり、正確な認(rèn)識(shí)ができていない」と分析した。その上で、米國(guó)では朝鮮戦爭(zhēng)が「忘れられた戦爭(zhēng)」と表現(xiàn)されることから、「6?25戦爭(zhēng)を次の世代にきちんと教えなければ、韓國(guó)でも米國(guó)が呼ぶように『忘れられた戦爭(zhēng)』になりかねない」と話した。

この記事に、韓國(guó)のネットユーザーからは、朝鮮戦爭(zhēng)について「戦爭(zhēng)は朝鮮半島で起こったけれど、參戦した全ての國(guó)に責(zé)任がある」「南北間の戦爭(zhēng)を超えたソ連と米國(guó)の理念の爭(zhēng)いだ」などの意見が上がっている。

また、朝鮮戦爭(zhēng)の開戦年を「知らない」と答えた人の割合が26．1％だったことなど、調(diào)査結(jié)果を受けて「最近の學(xué)生は歴史教育をきちんと受けてないから、知らないことばかり」「歴史を忘れた民族に明日はない」「歴史を忘れれば歴史は繰り返す」などと警鐘を鳴らす聲も多く上がっている。（翻訳?編集/関）