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6日、韓國?マネートゥデイによると、韓國では若者の間に広がる「日本食ブーム」により、日本語のメニューや商品が急増している。これに対し、一部からは反感の聲が上がっているという。寫真はソウルのコンビニ。
2019年2月6日、韓國?マネートゥデイによると、韓國では若者の間に広がる「日本食ブーム」により、日本語のメニューや商品が急増している。これに対し、一部からは反感の聲が上がっているという。
記事によると、韓國のSNSで日本式発音の「サンド」を検索すると約9000件に及ぶ投稿がヒットする。韓國では日本式サンドイッチが人気を集めており、「たまごサンド」「フルーツサンド」「カツサンド」はそれぞれ4萬2000件、2萬4000件、1萬1000件の投稿がヒットする。そのほか抹茶、コーヒー、もち、あんバター、ケーキなども日本式発音がよく使われているという。
また、店名を日本語で付ける飲食店も多い。「シアワセ」「ココロベントウ」などの日本語をハングルで表記するケース、さらに平仮名やカタカナで表記するケースもあるという。全州にあるとんかつ専門店は看板が日本語、さらにメニューが全て「オヤコドン」「アゲダシドウフ」など日本式発音で表記されている。
これに対し客の一部からは反感の聲も上がっている。ある20代の會(huì)社員は「すし屋でイカ、エンガワと書かれていたのでどういう意味かと尋ねると、店員にこんなことも知らないのかという顔をされ驚いた」と話したという。
さらに最近では、大手企業(yè)が「オルクン(韓國語でピリ辛の意)ウドン」との名前で販売していた商品を「カレーウドン」のハングル表記に変更した。同企業(yè)は以前にも「ワカメウドン」との名前の商品について、消費(fèi)者から「ミヨク(韓國語でワカメの意)ではなくわざわざワカメを使う必要があるのか」との指摘を受けていた。コンビニでも日本式発音の商品が続々と登場(chǎng)しているという。
これについて記事は「無分別な日本語使用は韓國語話者の言語認(rèn)識(shí)に混亂を招く」と指摘している。論文「日本語の言語認(rèn)識(shí)および看板言語についての研究」(2010、中央大日本語教育)によると、韓國で使用される日本語の看板について522人のうち約70%を占める632人が「理解しがたい」と回答している。論文は「日本語の亂用は間違っている。実用的に必要な時(shí)のみ、正しい表記法で使用すべき」と主張しているという。
これを見た韓國のネットユーザーからも「日本食以外のものまで日本式発音で表記するのはどうかと思う。たまに日本にいるのか韓國にいるのか分からなくなる」「やっとのことで守り抜いた美しい韓國語を自ら手放しているようで悲しい」「ブームとはいえ、街にあふれる日本風(fēng)居酒屋をみるたび不快な気持ちになる」「最近の韓國は日本語が多過ぎる。食べ物も店も全部日本風(fēng)。正直、飽き飽きしている」「先進(jìn)國ではあまりないことだ。もっと職人精神を持って営業(yè)してほしい」など、韓國の“日本化”に否定的な反応が寄せられている。
一方で「じゃあ英語の看板はいいの?」「何をいまさら。英語や日本語を使ってもいい。でもハングルもきちんと守ろう」「別にいいんじゃない?ベトナム料理店に行ってもベトナム語で書かれているじゃん。日本式表記が嫌なら日本料理店に行かなければいい。日本語だけ問題視する理由が分からない」と反論する聲も上がっている。(翻訳?編集/堂本)
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