2018年11月14日、米華字メディア?多維新聞は「北京の住宅區(qū)の水道水から大量の蟲が確認(rèn)された」と報(bào)じた。

記事は、北京市海淀區(qū)內(nèi)のある住宅區(qū)で利用されている水道水の中から、肉眼で見えるほどの大量の蟲が見つかったと伝えた。多數(shù)の人が飲用後に下痢や発熱、皮膚の異常などの癥狀を訴えたという。住民は特に、免疫力の弱い高齢者や子どもへの影響を懸念しているようだ。

同住宅區(qū)の管理事務(wù)所は住民に対して「水道関連會(huì)社と中國(guó)國(guó)家衛(wèi)生?計(jì)畫発育委員會(huì)（日本の厚労省に相當(dāng)）はすでに水質(zhì)検査に乗り出し、給水設(shè)備の消毒を行った。また、住民に対し給水車を手配した」という內(nèi)容の通知を掲示。しかし住民は「水は消毒液のきついにおいがするし、黒い沈殿物や蟲が動(dòng)いているのがはっきり見える」と話しているという。

その後、専門機(jī)関でこの水のサンプル7個(gè)が調(diào)査され、6個(gè)のサンプルに基準(zhǔn)を超えた菌が含まれていたと伝えられている。しかし、大腸菌指標(biāo)については「正常の範(fàn)囲」だったという。

専門家は「発見された蟲は蚊の幼蟲ではないか」とコメント。この幼蟲に毒性はなくヒトの身體に寄生することもないという。幼蟲から成長(zhǎng)した蚊は、一般家庭であれば水回りで卵を産むとされ、卵がふ化して幼蟲になると、水の流れに乗って水道管內(nèi)に入りその中の物質(zhì)を栄養(yǎng)源として成長(zhǎng)するという。

水道水の中から蟲が見つかった理由については、家の中の臺(tái)所やトイレ、水道管などの水回りに生存條件が整っていたこと、さらに、冬が近づくにつれて室內(nèi)の溫度が水道管よりも溫かくなったことで、蟲が溫度の高い方を目指して蛇口付近に移動(dòng)し、蛇口をひねった際に流れ出たとみられているようだ。（翻訳?編集/和田）