2012年11月8日、ボイス?オブ?アメリカ（VOA）中國語サイトによると、米國と中國がともに新たな指導(dǎo)者の選出時(shí)期を迎えており、米國では現(xiàn)職のバラク?オバマ大統(tǒng)領(lǐng)が再選を果たした。一方の中國は習(xí)近平（シー?ジンピン）國家副主席がすでに次期指導(dǎo)者として內(nèi)定しているが、今後の米中関係はどこへ向かうのか、米國ではアジア戦略における調(diào)整の動(dòng)向に注目が集まっている。

【その他の寫真】

ジョージ?ワシントン大學(xué)で行われた討論會に出席した現(xiàn)職の東アジア?太平洋擔(dān)當(dāng)國務(wù)次官補(bǔ)カート?キャンベル氏は中國にばかり注目しているべきではないとし、日本や韓國、オーストラリア、インドなどの他のアジア諸國との連攜を深め、そうした國々と共通のテーマで対話や議論を確保していくことが重要だと指摘した。また、米中関係の複雑さから米國は外交政策上の難問に直面するとし、今度の米中関係はこれまでのどの時(shí)期よりも困難なものになるとの予測を示した。

會議にはキャンベル氏以前の國務(wù)次官補(bǔ)3人も出席しており、レーガン政権時(shí)代に駐中國大使を務(wù)め、クリントン政権で國務(wù)次官補(bǔ)も務(wù)めたウィンストン?ロード氏はキャンベル氏のそうした見方を否定し、米中関係はそれほどひどい狀態(tài)には見えないと指摘した上で、余りに楽観的になったり、悲観的になったりする必要はないとの見方を示した。

また、米中関係を考察するに當(dāng)たって3人の元國務(wù)次官補(bǔ)はいずれも中國國內(nèi)自身の問題の深刻さを見逃してはならないと指摘?！钢袊摔趣盲谱畲螭螁栴}は國內(nèi)から起こるのであって、米國ではない」とし、ロード氏は「中國は非常に重要なターニングポイントを迎えている。今後10年間で経済?政治システムを変革できなければ中國の不安定さを目の當(dāng)たりにすることになり、より民族主義と切羽詰まった外交政策に偏る可能性もある」と語った。（翻訳?編集/岡田）