フライメディア 2018年11月16日(金) 16時(shí)50分
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空前のコーヒーブームが続く中國(guó)。コーヒー文化を根付かせたと言われるのは、やはりスターバックスコーヒーだが、ある時(shí)期から、若者が手にもつペーパーカップがスターバックスからブルーの鹿のデザインに変わった。
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個(gè)人経営のカフェ、カフェ+、スペシャリティコーヒーブームと、空前のコーヒーブームが続く中國(guó)。ここまで、コーヒーブームを牽引し、コーヒー文化を根付かせたと言われるのは、やはりスターバックスコーヒーで、スターバックスコーヒーのペーパーカップを持って出勤することが外資系社員のステイタスにもなっていた。
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ところが、ある時(shí)期から、若者が手にもつペーパーカップがスターバックスからブルーの鹿のデザインに変わった。街や地下鉄の広告でも、ブルーカップが目立つようになった。
このブルーの鹿マークこそ、現(xiàn)在、絶賛大躍進(jìn)中のデリバリーやテイクアウト専門のコーヒーショップ「Luckin Coffee(ラッキンコーヒー/瑞幸咖啡)」だ。ペーパーカップが青いことから、「小藍(lán)杯(シャオランベイ)」とも呼ばれている。
Luckin Coffee は、2018年1月にプレオープン、5月に正式オープンした。この10月、すでに全國(guó)21都市に約1400店舗展開という驚異の出店數(shù)を誇り、コーヒー業(yè)界をざわつかせている。
ちなみにスターバックスは、2018年のデータでは、140都市、約3400店を展開している。規(guī)模の大きさやサービス形態(tài)が違うので一概に比較できないが、スターバックスが中國(guó)に參入したのが1999年であるから、Luckin Coffeeの出店スピードがどのくらい勢(shì)いがあるものなのか、ある程度想像がつく。
このLuckin Coffeeが若者の圧倒的支持を集めているのだが、その背景にあるのが、このコーヒーショップの最大の特徴であるサービスシステムだ。
店舗へ行く前に、アプリでオーダー&決済して、店舗でピックアップかデリバリーかを選ぶ。店舗でのサービスはピックアップのみという徹底ぶり。モバイル決済を使いこなす若者からすると、「並ばないで飲めるコーヒー」で、時(shí)間が有効に使え、ロスがなく便利。市場(chǎng)ニーズや若者嗜好を見(jiàn)極めた獨(dú)自のサービスで、快進(jìn)撃を続けている。
店舗もいたってシンプルで過(guò)度なディスプレイは一切なし。そして、デリバリー専門、カウンター席のみ、軽食も提供、大型店舗などそのサービス形態(tài)もさまざま、オフィス街に近い位置に出店しているので、ターゲットも明確だ。
価格でみると、スターバックスのトールサイズのラテが31元(約520円)で、Luckin Coffeeは同じサイズで24元(約403円)。毎日飲みたい、あるいは1日に數(shù)杯飲む人にとって、この価格差は大きい。
価格差以外にも、アプリで注文の最初の一杯は無(wú)料、友人にすすめると1杯無(wú)料、5杯注文するとほかに5杯無(wú)料など、その無(wú)料サービスがすごい!無(wú)料で飲める回?cái)?shù)が多く、注文數(shù)が多いほど、お得感がある。
コーヒーの味はどうか?オフィシャルサイト上では、上質(zhì)のアラビカ種のコーヒー豆使用で、イタリア、日本そして中國(guó)國(guó)內(nèi)のWBC(ワールド?バリスタ?チャンピオンシップ)チャンピオンによるブレンド、と紹介されている。
難點(diǎn)は、目の前に店舗があってもアプリで操作しないといけない不便さや、モバイル決済オンリーで現(xiàn)金NGなので、高齢者や外國(guó)人観光客にはハードルが高いことだ。
スマホやアプリを使いこなせないとLuckin Coffeeは飲めない?果たして便利なのか、不便なのか?こうしたキャッシュレス化が主流となってきた都市部で常に考えさせられるシステムではある。(提供/フライメディア)
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