2012年11月8日、近年の中國(guó)では高學(xué)歴の若者が就職難に陥っている。高等教育機(jī)関で教育を受けた人材が急増し、市場(chǎng)価値が下がったためだ。そのため、多くの大學(xué)生が目先の高待遇よりも將來性を見すえ、長(zhǎng)期的なキャリアを考慮して就職活動(dòng)を行う傾向が出てきた。河南省石家莊市の地方紙?燕趙都市報(bào)の報(bào)道では、市內(nèi)の6割超の大學(xué)生が「月給2000元（約2萬5000円）でもいいから就職したい」と考えているという。

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成績(jī)優(yōu)秀者のみに機(jī)會(huì)の與えられる學(xué)校推薦、各家庭の家柄や人脈に左右される人づての紹介、ソーシャルネットワーキングサービス（SNS）を通じた企業(yè)への直接応募…就職にはさまざまなアプローチ方法があるが、やはりどんな學(xué)生にも門戸が開かれているのは、求人フェアである。企業(yè)の擔(dān)當(dāng)者と直接會(huì)えることも相互理解につながり、機(jī)會(huì)は公平に與えられるからだ。石家莊市の世論調(diào)査機(jī)構(gòu)によると、市內(nèi)の72．7％の大學(xué)生が、最もよく利用する就職の窓口として求人フェアを挙げている。

就職難を受けて、志望企業(yè)や職種の選び方にも変化が現(xiàn)れてきた。先の調(diào)査では、志望先を決める時(shí)に重視するのは「會(huì)社の將來性、ポテンシャル」が84．7％、「自分の興味に合っている」が46．7％で、數(shù)年前までかなり重視されていた給與額は以前ほど求められなくなってきている。「月給2000元ならば採(cǎi)用を受け入れられる」とした學(xué)生が実に64．7％に上り、就職予備軍の彼らが數(shù)年前よりも現(xiàn)実的になっている傾向が見て取れる。就職當(dāng)初は収入が少なくても、著実にキャリアを積んでいくことが將來につながると考える學(xué)生が多いようだ。

會(huì)社の將來性と同様に、學(xué)生が重視する要素がある。それは企業(yè)の所在地だ。54．0％の學(xué)生が「大都市か経済発展區(qū)で就職したい」と考えており、地方の中小都市は敬遠(yuǎn)傾向にある。中には、希望の職種に就くよりも都市部に殘ることを望んで、待遇のかんばしくない大都市の企業(yè)にあえて就職していく學(xué)生もいるという。よって、西部や內(nèi)陸部、農(nóng)村地帯では、大量のポストを空席にして優(yōu)秀な人材を待ちわびる企業(yè)が多いという。(翻訳?編集/愛玉)