「こんな日本人もいるのか」=中國(guó)政府から表彰され“現(xiàn)代の阿倍仲麻呂”と評(píng)された日本の僧侶

Record China    2018年11月16日(金) 13時(shí)10分

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16日、シルクロードの文化財(cái)修復(fù)と保存などの活動(dòng)で知られる、小島康譽(yù)氏の著書「中國(guó)新疆36年國(guó)際協(xié)力実録」が今月21日に発売する。

2018年11月16日、シルクロードの文化財(cái)修復(fù)と保存などの活動(dòng)で知られる、小島康譽(yù)氏の著書「中國(guó)新疆36年國(guó)際協(xié)力実録」(東方出版)が今月21日に発売される。同書籍の出版は日中ニヤ調(diào)査30周年を記念した活動(dòng)の一環(huán)で、中國(guó)新疆博物館では関連イベントの「ニヤ?考古?物語-中日ニヤ調(diào)査30周年成果展」が開催中。同イベントは來年1月まで開催される。先日行われた同イベントの開會(huì)式には小島氏も出席し、記者からは「外國(guó)と共同展開した調(diào)査の記念展が盛大に開かれるのは珍しい」との聲も上がった。

小島康譽(yù)氏

小島氏は有名寶石店を経営していた経歴を持つ浄土宗の僧侶で、1982年に新疆ウイグル自治區(qū)を初訪問。1986年にキジル千仏洞の修復(fù)?保存活動(dòng)を始め、1988年にニヤ遺跡の學(xué)術(shù)調(diào)査を開始した。さらに、2002年にはダンダンウイリク遺跡の學(xué)術(shù)調(diào)査開始と精力的に活動(dòng)している。キジル千仏洞は、修復(fù)?保存活動(dòng)開始から28年後に、「シルクロード:長(zhǎng)安-天山回廊の交易路網(wǎng)」の一部として世界遺産に登録された。

ニヤ遺跡は、調(diào)査開始から7年後に彩色の錦織の肘當(dāng)てが出土。この肘當(dāng)てには「五星出東方利中國(guó)」の8文字が織られ、1995年に中國(guó)各地で行われた発掘調(diào)査の十大発見のひとつに選ばれた。ダンダンウイリク遺跡では法隆寺壁畫の源流壁畫を発掘し、36年にわたって心血を注ぎ、中國(guó)新疆ウイグル自治區(qū)の文化遺産調(diào)査?保護(hù)?研究などを行ってきた。小島氏はすでに150回以上現(xiàn)地を訪れており、中國(guó)で広く名前が知られている。

國(guó)寶に指定された「彩色の錦織の肘當(dāng)て」

今回の著書は新疆に殘る世界的文化遺産の調(diào)査?保護(hù)?研究、さらには人材育成など、小島氏の36年にわたる國(guó)際協(xié)力事業(yè)の全容を、膨大な寫真や資料から選び出した約840點(diǎn)を掲載し紹介している。日?中?英の3カ國(guó)語で表記するという特徴ある作りになっている。

小島氏は文化財(cái)保護(hù)のほか、新疆大學(xué)での奨學(xué)金設(shè)立や中日友好希望學(xué)校建設(shè)など、人材育成?文化交流にも深く関わっている。これらの活動(dòng)が評(píng)価され、小島氏は中國(guó)國(guó)家文化部から「中日文化交流貢獻(xiàn)賞」を授與し、人民日?qǐng)?bào)は小島氏を「現(xiàn)代の阿倍仲麻呂」と評(píng)価した。小島氏の活動(dòng)の影響の大きさを示す逸話として、「日本人が新疆でタクシーに乗った際、運(yùn)転手は料金の受け取りを拒んだ。事情を聞くと、運(yùn)転手の妹が新疆大學(xué)で學(xué)んでいた時(shí)、小島氏の設(shè)立した奨學(xué)金を受けていたという」とのエピソードが知られている。

中國(guó)新疆博物館の「ニヤ?考古?物語-中日ニヤ調(diào)査30周年成果展」開會(huì)式

レコードチャイナの取材に対して小島氏は、「日中國(guó)交回復(fù)の1972年初訪中以來、日中関係の山谷を體験してきました。両國(guó)関係は改善が進(jìn)んでいます。うれしいことです。1982年以來、新疆で36年、『こんな日本人もいるのか』と笑覧頂ければ幸いです」と語った。(內(nèi)山?武藤)

レコードチャイナの取材に応じる小島氏

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