21日、中國(guó)メディア?環(huán)球網(wǎng)はハンガリーのブダペストで28日まで開(kāi)催される卓球世界選手権での、日中各代表チームの動(dòng)向を報(bào)じた。

記事は、中國(guó)代表チームが今大會(huì)を「東京五輪の前哨戦として、中國(guó)選手と海外選手をチェックするためのとても重要な試合」と位置付けているとし、「中國(guó)からは馬龍（マー?ロン）、許［日斤］（シュー?シン）、樊振東（ファン?ジェンドン）を筆頭とする『地上最強(qiáng)チーム』が參加し、『打倒中國(guó)代表』を掲げる日本代表チームらとどのような試合をするかが期待される」とした。

続いて、記事はこのほど行われた抽選の結(jié)果、「中國(guó)代表チームが『自滅ブロック』を作ってしまった」と報(bào)じた。男子シングルスでは馬、樊、林高遠(yuǎn)（リン?ガオユエン）、梁靖崑（リアン?ジンクン）が同じブロックに入り、許1人が別のブロックとなった。中でも樊と梁は順當(dāng)に勝ち進(jìn)めば3回戦で早くも対戦する可能性が高い。馬は、順當(dāng)ならベスト16でブラジルのウーゴ?カルデラノと、準(zhǔn)々決勝で林と、準(zhǔn)決勝で樊振東と対戦することになる。また許のブロックには韓國(guó)のイ?サンスや臺(tái)灣の荘智淵（ジュアン?ジーユエン）、英國(guó)のリアム?ピッチフォードなど世界トップレベルの選手が集まっている。

女子シングルスでは、世界選手権で2大會(huì)連続優(yōu)勝を果たした丁寧（ディン?ニン）が平野美宇と同じブロックに入った。準(zhǔn)々決勝までほかの中國(guó)選手とは當(dāng)たらない。劉詩(shī)ブン（リウ?シーウェン）のいるブロックには、ほかにリオデジャネイロ五輪女子シングルスで銅メダルを獲得した北朝鮮のキム?ソンイ、日本の加藤美優(yōu)や臺(tái)灣の鄭怡靜（ジョン?イージン）がいる。2000年生まれの孫穎莎（スン?インシャー）は、勝ち上がれば3回戦で同い年の伊藤美誠(chéng)と対戦する可能性がある。

記事は、「日本は1969年の世界選手権女子シングルス、そして79年の男子シングルス以來(lái)金メダルを獲得していない」とし、メディアなどが「平成最後の大會(huì)で中國(guó)を倒せるか？」と報(bào)じていることを紹介。去年のグランドファイナルで林高遠(yuǎn)を破った張本や、中國(guó)選手相手に12勝8敗の成績(jī)を収めている伊藤に大きな期待を寄せていることを伝えた。

記事によると、中國(guó)卓球協(xié)會(huì)の劉國(guó)梁（リウ?グオリアン）會(huì)長(zhǎng)は先日、中國(guó)中央テレビの番組「風(fēng)雲(yún)會(huì)」に出演した際、「以前の成績(jī)と比べると、この2年間で日本選手の中國(guó)選手に対する勝率は上がり、その衝撃が増していることは明らか。世界ランキングも大きく上昇している」「これまでは中國(guó)選手に食らいつく程度だった日本選手は中國(guó)選手相手に勝てるようになり、自信をつけ始めた」とコメント。司會(huì)者から「ライバルを抑え込む手立てはありますか」と聞かれると、“意味深長(zhǎng)”な様子で「策はある。もちろんある。なかったら終わりじゃないですか」とも話した。記事は、「中國(guó)代表は世界選手権の會(huì)場(chǎng)でどのような策を講じるのか、期待される」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/巖谷）