2012年11月8日、中國共産黨第18回黨大會が北京の人民大會堂で開幕。日本の各メディアも大きな関心を寄せているが、どの報(bào)道も次期リーダーとなる習(xí)近平（シー?ジンピン）國家副主席への同情にあふれている。英BBC放送の中國語版ウェブサイトが伝えた。

【その他の寫真】

10年ぶりの指導(dǎo)部交代という節(jié)目となった今大會。次期リーダーの座を胡錦濤（フー?ジンタオ）氏から引き継ぐことが內(nèi)定している習(xí)氏だが、中國社會は10年前とは全く違った狀態(tài)。貧富の差の拡大や官僚の腐敗に庶民の怒りは爆発寸前、ネット世論も無視できない存在だ?！甘澜绀喂觥工趣筏骑w躍的に伸び続けた経済にも陰りが見え始めているが、中國共産黨の絶対的な権力を保つには高度成長の維持は欠かせない。

こうした負(fù)の遺産に加え、長老たちからの圧力も待っている。黨大會には江沢民（ジアン?ザーミン）、李鵬（リー?ポン）、朱鎔基（ジュー?ロンジー）氏ら歴代指導(dǎo)者が出席し、影響力をアピールした。これに先立ち行われた米大統(tǒng)領(lǐng)選を見終えたばかりの日本メディアにとって、頭上に何人もの「太上皇」が君臨する習(xí)氏の境遇はあまりにも気の毒に映ったようだ。

胡氏が活動報(bào)告を読み上げる間、満面の笑みを浮かべていた溫家寶（ウェン?ジアバオ）首相の橫で、存在感を誇示するような態(tài)度で座っていた江氏。中央軍事委員會主席の座にとどまることが予想される胡氏の影響力も絶大だ。そんな中、胡政権が殘した國民の不満をどう抑えていくのか。習(xí)氏が引き継ぐ負(fù)の遺産は耐え難い重さだと日本メディアの報(bào)道は一様に同情的である。（翻訳?編集/NN）