2012年11月7日、中國國家海洋局の公式サイトによると、中國海上監(jiān)視部門（中國海監(jiān)）は今年、國家公務(wù)員95人を募集したところ、実際の応募者數(shù)は7400人を上回った。中國海監(jiān)の第12次五カ年発展計畫によると、海監(jiān)部門の隊員は2015年に1萬5000人を突破する見込みだという。中國新聞社が伝えた。

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中國海監(jiān)総隊の責(zé)任者は「海上監(jiān)視の発展は速く、任務(wù)は重いため、人材に求められるものは非常に大きい」と話す。1998年の設(shè)立以來、中國海監(jiān)は法執(zhí)行隊員約1萬人と船舶400隻、海上偵察機10機を有し、そのうち1000トン以上の船舶は27隻。今後は人材の誘致と育成をさらに強化する方針だ。

中國海監(jiān)東シナ海総隊は、2013年度の隊員募集で日本語の話せる一般法執(zhí)行隊員1人を求めたところ、584人の応募があった。そのうち資格審査に合格したのは557人。南シナ海総隊は一般法執(zhí)行隊員1人の募集に応募者は1616人で、審査を合格したのは411人だった。とりわけ南シナ海総隊では、3年連続で監(jiān)視船の機関長を募集しているが、これまでのところ合格者は現(xiàn)れていない。

資格審査に合格する人數(shù)が少ないのは、國家公務(wù)員試験における35歳以下という年齢制限が原因だ?，F(xiàn)在、中國の海監(jiān)船舶では機関長の年齢は基本的に40歳前後。35歳までに機関長や1等機関士になれる者は極めて少なく、そのうえ2年間の経験が必要となれば、該當(dāng)者はさらに少なくなる。中國國內(nèi)だけでなく國際的にも海洋権益情勢は複雑化しており、海上監(jiān)視システムの拡大に伴い、船長や機関長、1等機関士といった上級乗組員不足が深刻化する恐れがある。（翻訳?編集/本郷）