2012年11月5日、米華字紙?僑報(bào)は、中國(guó)は尖閣問(wèn)題を徹底的に解決するために力を蓄えておくべきだと説いた。8日付で環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

現(xiàn)在、尖閣諸島（中國(guó)名?釣魚(yú)島）をめぐる情勢(shì)は中國(guó)に有利に動(dòng)いている。しかし、中國(guó)が勝負(fù)に出る時(shí)期でもない。それは臺(tái)灣問(wèn)題と同様、背後に米國(guó)の存在があるからだ。今のところ中國(guó)は超大國(guó)アメリカと対決できるほどの実力を備えていない。

過(guò)去10年間、中國(guó)は絶え間なく発展を続け、「全世界で最も成功した國(guó)」と言われるようになった。すでに世界2位の経済大國(guó)になった中國(guó)は、臺(tái)灣問(wèn)題や尖閣問(wèn)題を解決できる力を備えている。1999年、米國(guó)は2つの空母機(jī)動(dòng)艦隊(duì)を派遣して中國(guó)を威嚇したが、今ではそれもできない。中國(guó)には準(zhǔn)中距離弾道ミサイル「東風(fēng)21D」があるからだ。

中國(guó)は臺(tái)灣問(wèn)題同様、尖閣問(wèn)題も時(shí)間をかけてゆっくりと解決していくべきだ。世界銀行の予測(cè)では、中國(guó)の國(guó)內(nèi)総生産（GDP）は2020年に米國(guó)に並び、2050年には米國(guó)のほぼ2倍にあたる7兆ドル（約560兆円）を突破し、世界全體のGDPの40％を占め、世界で唯一の超大國(guó)になるという。その時(shí)には臺(tái)灣問(wèn)題や尖閣問(wèn)題は中國(guó)にとって「問(wèn)題にならないほどの問(wèn)題」でしかない。

このような角度から今日の尖閣問(wèn)題を見(jiàn)れば、この問(wèn)題は平和的解決の枠組みの中に入れるべきであり、経済紛爭(zhēng)や戦爭(zhēng)などに発展させてはならない。経済紛爭(zhēng)は中國(guó)自身の力を消耗することになり、戦爭(zhēng)は米國(guó)の軍事介入の言い訳になる。トウ小平氏が言った「能ある鷹は爪を隠す」というのは、まさに中國(guó)のとるべき道を示しているのだ。（翻訳?編集/本郷）