2018年11月19日、広州日?qǐng)?bào)は、中國(guó)にある複數(shù)の五つ星ホテルにおける憂慮すべき衛(wèi)生狀況を撮影してネット上で公開した男性が、苦悩に苛まれていると報(bào)じた。

近頃、ある微博ユーザーが五つ星ホテル十?dāng)?shù)か所での客室の拙い清掃狀況を撮影した約12分の動(dòng)畫を公開し、非常に大きな注目を集めた。これまで素性を隠してきたこの男性は、18日に広州日?qǐng)?bào)の電話取材に応じたが、その聲にはやや疲れが感じられたという。

男性は「この6年、定住できる場(chǎng)所がなく、ホテルを家代わりにし、ネット上でホテルの問(wèn)題點(diǎn)を公開し続けてきた。もともとは江蘇省蘇州市の星付きホテルに滯在中、晝に部屋に戻った際に遭遇した清掃員が、使用済みの汚いタオルでコップを拭いていたのを見てしまったのが始まり。ホテルをすみかにしていた自分にとってはなおのこと看過(guò)できず、衛(wèi)生狀況を理解してもらうと同時(shí)に、ホテルに改善してもらいたいと思って撮影するようになった」と語(yǔ)っている。

また、動(dòng)畫が大反響を呼んだことについて男性は「反響は予測(cè)していたが、私個(gè)人に巨大な負(fù)の影響が及ぶとは思っていなかった。個(gè)人情報(bào)はすべてさらされ、ホテルの滯在狀況もネット上で流れるようになった。一部のホテルは改善するどころか私をブラックリストに入れた。もうホテル住まいは止めにして実家に戻ることにした」と述べた。

さらに、「今一番感じているのは、やるせなさ。わたしの勇気はもうほとんど殘っていない。何度もダメージを受けて、消耗しきってしまった。もう40歳にもなったし、動(dòng)畫の撮影はもうやらない。ただ、これまでの動(dòng)畫を消すつもりはない。一部のホテルでは清掃狀況をチェックする措置を取り始めている。解決しようと思えばできるのであって、ホテルが解決しようと思うかどうかが問(wèn)題だ」とし、動(dòng)畫撮影からは身を引く一方で、業(yè)界の狀況を少しでも改善することに期待を寄せた。（翻訳?編集/川尻）