2012年11月12日、臺灣中央社によると、中國共産黨の胡錦濤（フー?ジンタオ）総書記（國家主席）は、第18回黨大會で発表した活動報(bào)告で、自主獨(dú)立の外交政策を貫き、外的圧力に屈せず、「新たな大國関係」の構(gòu)築を推進(jìn)すると表明した。米國のほか、領(lǐng)土問題で対立する日本、フィリピン、ベトナム、インドなどに向けた意思表示とみられる。

【その他の寫真】

急速な経済発展に伴い、中國は世界第2の経済大國に成長した。一部ではかつてのソ連に代わり、中國と米國が世界の「G2（二大大國）」になるとの見方も出ている。米國はイラク、アフガニスタン問題が一段落した後、外交政策のポイントをアジアに向け、中國の周辺諸國との関係強(qiáng)化を進(jìn)めている。

胡錦濤首席の「新たな大國関係」発言は、中國が米國と対等な世界に冠たる大國であることを國際社會に宣言するとともに、國際問題に積極的に関與し、責(zé)任を負(fù)う姿勢を示したものとみられる。また、報(bào)告では平和的発展の道筋、周辺地域との共存を堅(jiān)持し、平和的大國としての発展を望んでいることも表明している。（翻訳?編集/AA）