2018年12月6日、新聞晨報(bào)は、「11月以來、マラソンが5回もネット上のホットワードになった」とし、中國で近ごろマラソン大會(huì)における不正やトラブルが相次いでいることについて、背景に商業(yè)利益目的の大會(huì)開催があると指摘した。

11月下旬の蘇州マラソンでスタッフがゴール目前でデッドヒート中の中國人選手に國旗を渡して失速させる、紹興マラソンで參加者がドクターストップを振り切って走り一時(shí)心肺停止?fàn)顟B(tài)になる、深センのハーフマラソンで多くの選手が近道をする、といったトラブルが発生したのに続き、12月に入っても南寧マラソンでゴール直後のエチオピア人選手をスタッフが無理やり引っ張ろうとしたり、溫州マラソンでランナーが給水できないといったトラブルが起きた。

記事はこうした事態(tài)を紹介したうえで、問題多発の背景の1つに、「マラソン愛好者、マラソン大會(huì)の急激な増加がある」と指摘した。中國陸上協(xié)會(huì)のデータによると、2014年に中國全土で開かれたマラソン大會(huì)はわずか51回だったのに対し、今年は11月末時(shí)點(diǎn)ですでに1000回を超えており、參加者は延べ500萬人を超えたという。

記事は、「出場者の數(shù)が増えることで、全體的なマナーやモラルが低下したことに加え、マラソン大會(huì)運(yùn)営者のレベルも低下した」と説明?！复笠?guī)模なマラソン大會(huì)を運(yùn)営するうえで、政府がバックについた國有企業(yè)は強(qiáng)みを持っている。しかし、民間イベント企業(yè)による大會(huì)は各種資源を同時(shí)に手配することが難しく、問題が発生しやすい」とした。

また、「マラソン大會(huì)を純粋なスポーツイベントではなく、単に『宣伝ツール』や『金儲(chǔ)けの道具』と考える企業(yè)の姿勢にも問題がある」と指摘した。（翻訳?編集/川尻）