2012年11月12日、中國北部の遼寧省で、瀋陽市と撫順市の境界に建設(shè)中の景観建築「生命之環(huán)」が注目を浴びている。高さ150メートルの鋼鉄のリングが地面に屹立しているという奇抜な意匠?！袱い盲郡ず韦文康膜墙à皮椁欷毪韦俊工?、長らく市民の関心の的になっていたが、実際のところ鑑賞目的以外に何の用途もないことがわかった。瀋陽晩報(bào)の報(bào)道。

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直徑（＝すなわち高さ）157メートルのリング狀の建造物「生命之環(huán)」は、総工費(fèi)1億元（約12億7000萬円）以上をかけて2011年3月に起工した。使用した鋼材は3000トン、外壁には1萬2000個(gè)のLED電飾を設(shè)置し、そのデザインも相まって、視覚的には非常に新鮮な建造物である。しかしその形狀から、建築內(nèi)部にほとんど利用価値はないと思われ、単なる“巨大なオブジェ”なのではないかという懸念も。実は、頂上まで登れるエレベーターを設(shè)置し、バンジージャンプの楽しめる観光施設(shè)として“有効活用”しようとの計(jì)畫もあったそうだが、早々に頓挫しているという。

地元の都市建設(shè)関係當(dāng)局による説明では、「これだけの予算をかけて用途のない建造物を建てるとは、公費(fèi)の無駄遣い」との市民のクレームを受けて、急きょ浮上した「バンジー計(jì)畫」だったが、設(shè)計(jì)當(dāng)初から組み入れていない案だったため、安全面でこれを?qū)g行するのは困難だと判明したらしい。高さ150メートルからのバンジージャンプは、人體がその負(fù)荷に耐えられないという。立地面でも、集客は到底見込めない土地柄のため、これを斷念した?！干h(huán)」は、2013年5月の完成を予定している。(翻訳?編集/愛玉)