中國(guó)河南省沁陽(yáng)市の高校で19日、高校3年生の生徒約2000人が親に叩頭（こうとう）するイベントが開(kāi)かれ、ネットで物議を醸している。

イベントは「2019年の大學(xué)受験まで200日」と題して開(kāi)かれ、親に対する受験生らの感謝の気持ちを表現(xiàn)するためにひざまずいて深々と頭を垂れたという。

同イベントについて學(xué)校側(cè)は21日、「イベントは3年生の學(xué)級(jí)が準(zhǔn)備したもので、學(xué)校の責(zé)任者らは會(huì)場(chǎng)に著いてから內(nèi)容を把握した。學(xué)校側(cè)としては、このイベントは一種の儀式で、こうしたイベントを通して生徒に感謝の気持ちを教えるのが目的。中國(guó)の古代において叩頭は非常に格式のある禮儀作法であり、『人は天地にひざまずき、親にひざまずく』との伝統(tǒng)文化がある。イベントではまず親が子に宛てた手紙を読み、その返禮として叩頭した」と説明した。

ネットでは、「伝統(tǒng)文化にだって良くないものはある」「親不孝な子どもがいくら儀式を行っても孝行者にはならない」とイベントに批判的な聲が聞かれた一方、「自分の親に叩頭しただけだろ？何も問(wèn)題はない」「良いイベント。子どもの情を呼び起こすことはできると思う」と肯定的に受け止める聲もあり、賛否両論が聞かれている。（翻訳?編集/內(nèi)山）