Record China 2018年11月24日(土) 0時10分
拡大
23日、イタリアのファッションブランド、ドルチェ&ガッバーナが「中國を侮辱?差別した」として大炎上している問題をめぐり、中國版ツイッターのウェイボーでは、中國中央テレビ(CCTV)の評論員で記者でもある王志安氏の投稿が注目を集めている。
2018年11月23日、イタリアのファッションブランド、ドルチェ&ガッバーナが「中國を侮辱?差別した」として大炎上している問題をめぐり、中國版ツイッターの微博(ウェイボー)では、中國中央テレビ(CCTV)の評論員で記者でもある王志安(ワン?ジーアン)氏の投稿が注目を集めている。
報道によると、騒動の発端は、D&Gが21日に上海で開催予定だったショーのキャンペーンのためインスタグラムやフェイスブック、ツイッター、中國のウェイボーで公開した動畫で、女性モデルがピザなどのイタリア料理を箸を使って食べようとするシーンが「差別的だ」と反発を受けた。
さらにこの動畫への不満をぶつけたネットユーザーに対し、同ブランドのデザイナーであるステファノ?ガッバーナ氏がインスタグラムで、中國を公然と侮辱するような発言をしたことなどから、ショーに招待されていた著名人の多くがボイコットを表明し、ショーは中止に追い込まれた。
D&GはSNSを通じて聲明を出し、ショー中止について「中國、そしてドルチェ&ガッバーナを愛する世界中の人々に対して私たちが抱いている愛と情熱を持って特別に作り上げたものだった」とし、「今日起こったことは、私たちにとってだけではなく、このイベントを実現させるために晝夜働いた全ての人々にとっても非常に不幸なことだ。私たちの友人やゲストの方々に心の底から謝意を表したい」などと釈明した。だが、中國のネット上では「おわびの気持ちが少しも感じられない」などと批判する聲が多く寄せられ、中國の主なショッピングサイトでもD&G商品の掲載取りやめが相次くなど、炎上が続いている。
王氏は22日、こうした騒動について、自身のウェイボーに投稿。「外國人による中國侮辱に対し、われわれは非難すべき時は非難し、ボイコットすべき時はボイコットすべきだ」とした一方で、「だが(中國の)ネット上にも、インド人や韓國人など他の國や民族を侮辱する言葉が大量に書き込まれていることを、われわれも反省し、批判を受けるべきではないのか」などと主張した。
王氏の主張について、中國のネットユーザーからは「同感」「反省すべき時は反省すべき」「ようやく理性的な主張が現れた」などと賛同する聲も見られるが、「相手からののしられたらそれは『侮辱』、相手をののしるのは『言論の自由』」「中國を侮辱する人は中國から追い出される運命にある」「今回は著名なブランドによる騒動だ。ネット上の個人の発言とは分けて考えるべき」という主張が多くの共感を集めていた。(翻訳?編集/柳川)
この記事のコメントを見る
Record China
2018/11/23
2018/7/12
2018/6/12
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務提攜
Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る