2012年11月15日、中國(guó)共産黨は第18回黨大會(huì)の閉幕を受け、第18期中央委員會(huì)第1回全體會(huì)議を開(kāi)催し、中國(guó)の新たな最高指導(dǎo)部を構(gòu)成する政治局常務(wù)委員のメンバーを選出した。新たな総書(shū)記に選出された習(xí)近平（シー?ジンピン）氏が序列第1位に、次期首相の李克強(qiáng)（リー?カーチアン）氏が第2位に就いた。米華字メディア?多維新聞が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

李氏が序列第2位に就いたことが注目を集めている。歴代の中國(guó)共産黨中央政治局常務(wù)委員の序列を見(jiàn)ると、元首相の朱鎔基（ジュー?ロンジー）氏にしても、溫家寶（ウェン?ジアバオ）氏にしても、「首相」の序列は常に「全國(guó)人民代表大會(huì)（全人代）常務(wù)委員長(zhǎng)」に次ぐ第3位だった。しかし、李氏が首相に就任することで、「首相」の序列は再び第2位に復(fù)活するとみられている。

中國(guó)の政治局常務(wù)委員の序列には非常にこだわりがある。1982年の第12回黨大會(huì)で従來(lái)の黨主席制が廃止され、黨の最高職として総書(shū)記が設(shè)置されると、政治局常務(wù)委員の序列も職位ではなく、その人の実際のステータスによって決められるようになった。

1992年の第14回黨大會(huì)で、當(dāng)時(shí)の江沢民総書(shū)記はトウ小平氏の同意を得て、當(dāng)時(shí)の首相?李鵬氏を序列第2位に據(jù)えた。

1998年、首相の座を朱鎔基氏に譲った李鵬氏が全人代常務(wù)委員長(zhǎng)に就任すると、序列第2位としての地位を際立たせるため、共産黨は全人代の地位を高めることを理由に、李氏の序列を第2位に、首相である朱氏の序列を第3位に據(jù)えた。

そして、この「全人代常務(wù)委員長(zhǎng)が第2位、首相が第3位」という序列のつけ方は、2007年の第17回黨大會(huì)まで受け継がれてきた。習(xí)氏は中國(guó)共産黨総書(shū)記に就任するため、自然と序列は第1位である。李克強(qiáng)氏は來(lái)年3月の全國(guó)人民代表大會(huì)まではまだ副首相であるため、習(xí)氏と並んで政治局常務(wù)委員に再選出されたことを理由に、序列第2位に就いている。そして、この新しい序列が今後5年間続く。（翻訳?編集/XC）