2019年6月13日、東莞網(wǎng)商會(huì)は、日本のファッション業(yè)界の移り変わりから中國(guó)のファッション業(yè)界が學(xué)べることについて分析する記事を掲載した。

記事は、ファッションというと歐州を連想する人は多いが、1980年代に最も注目されていたのは日本のファッションが世界の主流へと入っていったことだったと紹介。當(dāng)時(shí)の日本のアパレル企業(yè)が「プル型生産方式」を?qū)毪筏郡长趣却螭v係していると論じた。

一方、現(xiàn)在の中國(guó)のファッション業(yè)界は、顧客ニーズの多様化、個(gè)性化に対応する必要があるものの、伝統(tǒng)的なアパレル企業(yè)は在庫(kù)率が高いが利益も高い「ハイリスク?ハイリターン」の営業(yè)モデルにとどまっていると指摘。その上で、日本のファッション業(yè)界の歴史について振り返り、そこから中國(guó)のファッション業(yè)界が學(xué)べる點(diǎn)を分析した。

まず、第2次大戦直後の日本は、食べていくのに精いっぱいだったためファッションと呼べるようなものはなく、「ただの衣服」だったものの、50年代の朝鮮戦爭(zhēng)勃発後に日本経済が急速に成長(zhǎng)し、人々もファッションに興味を持つようになったと指摘した。

60年代には生活レベルがさらに向上し、ファッションに対する興味も高くなり、市場(chǎng)が拡大。一部のアパレル企業(yè)は価格引き上げで企業(yè)規(guī)模を拡大していったが、これは2000～2010年頃の中國(guó)と類(lèi)似していると記事は分析している。

1970年代に入ると、日本國(guó)民のニーズがますます多様化し個(gè)性を追求するようになり、豊かな感性のブランドが登場(chǎng)してくると記事は紹介?！窱SSEY MIYAKE」などのデザイナーによるブランドが次々と登場(chǎng)し、80年代に入ると「より高い感性の時(shí)代」となり、シーン別のファッションを重視するようになったと分析した。そして、今の中國(guó)では多くのブランドがまさに「高感性」の方向に向かって進(jìn)化しているという。

ところが、日本では80年代末以降にバブルが崩壊し、高価格の商品が売れなくなったと指摘。富裕層がますます個(gè)性と多様性を追求するのに対し、中低所得者層もある程度の個(gè)性を追求するものの低価格を求めるため、日本のアパレル企業(yè)は「プル型生産方式」を?qū)毪筏郡确治訾筏?。これにより、販売?shù)を最大限に伸ばし、在庫(kù)は最小限に抑えることができたと論じ、その典型的な例が「ユニクロ」だと紹介した。

そして、「日本のファッション業(yè)界にとって、高度経済成長(zhǎng)の終わりが、必然的に消費(fèi)者の意識(shí)をも変化させたといえる」と指摘?！附瘠沃袊?guó)は正反対で、経済は急成長(zhǎng)しているが、人々の意識(shí)も急速に変化。日本では、以前は高品質(zhì)でブランド力が高ければ売れていたが、今では価格も安くなければならない。消費(fèi)者のファッションに対する感性や期待にも変化が生じている。中國(guó)もこのような変化が急速に訪れているため、ファッション業(yè)界が『プル型生産方式』を?qū)毪工毪长趣媳厝坏膜柿鳏欷馈工日摛袱?。（翻訳?編集/山中）