2012年11月16日、現(xiàn)在開催中の第9回中國國際航空宇宙博覧會（珠海航空ショー）で明らかになったところによると、中國の次世代キャリアロケット「長征5號」はすでに大規(guī)模な地上検証段階に入っており、2014年に初打ち上げを?qū)g施する予定だ。新華社が伝えた。

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中國キャリアロケット技術(shù)研究院のカク照平副院長は取材に答え、「ロケットの能力が高まれば、宇宙という舞臺もますます大きくなる。キャリアロケットは全ての宇宙活動の第一歩であり、中國の有人宇宙飛行プロジェクト、將來の宇宙ステーション建設(shè)、月探査第3段階プロジェクトなどではいずれも長征5號が必要となる」と語った。

珠海航空ショーの會場では、注目度が高い「長征5號」の模型が展示されている。カク副院長によると、「長征5號」は長さ3．35mのモジュール4つと長さ5mのモジュール1つから構(gòu)成されており、このような標(biāo)準(zhǔn)化設(shè)計は將來の大量生産および質(zhì)の一致性を確保する上で有利だという。

カク副院長は、「長征5號の開発は順調(diào)に行われており、すでに大規(guī)模な地上検証の最終段階に入っている。検証が終われば打ち上げに向けた準(zhǔn)備に著手できる。初打ち上げは2014年を予定している」と述べた。

「長征5號」は技術(shù)的にも多くの飛躍を果たした。カク副院長によると、「長征5號」は1度に複數(shù)の衛(wèi)星を打ち上げることができ、異なる複數(shù)の任務(wù)を1度に完了できるため、打ち上げ効率が大幅に向上するという。また、推進剤として液體水素と液體酸素を使用するため、環(huán)境にやさしく汚染がない。

カク副院長は「長征5號の使用が始まれば、中國の近地球軌道打上げ能力は現(xiàn)在の8トンから25トンに高まる。中國の宇宙機打ち上げ能力は非常に高い水準(zhǔn)に達し、しばらくの間は世界最高水準(zhǔn)となる可能性も高い。これは數(shù)十年間に渡る中國の宇宙科學(xué)技術(shù)発展の蓄積の結(jié)果であり、中國宇宙事業(yè)の長期発展に向けた需要にも合致する」と述べた。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/SN?編集/內(nèi)山）