2012年11月15日、中國(guó)の自動(dòng)車専門サイト?蓋世汽車網(wǎng)によると、米誌フォーブスはこのほど、「中國(guó)の乗用車市場(chǎng)における勝者と敗者」と題した記事を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

2012年1?10月における中國(guó)市場(chǎng)での乗用車の販売総數(shù)は1080萬(wàn)臺(tái)で、前年同期比7．6％増となった。中國(guó)は現(xiàn)在世界最大の乗用車市場(chǎng)であり、そこでの勝者と敗者が誰(shuí)であるのかは投資者にとっては気になるところだ。10月の乗用車販売臺(tái)數(shù)は110萬(wàn)臺(tái)を突破。前年同期比で5．3％の伸びを見(jiàn)せた。最も大きな変化は、日本車（日系車を含む）の販売臺(tái)數(shù)が一気に54％も下降し、日本車以外の車が23．8％も上昇したことだ。

ここまでの數(shù)字から見(jiàn)ても、2012年の中國(guó)市場(chǎng)における最大の敗者は日本車であることは明らか。尖閣諸島をめぐる日中両國(guó)の対立から、日本に対する國(guó)民感情が急速に悪化した中國(guó)では、日本車を含む日本製品のボイコット運(yùn)動(dòng)が拡大しており、その動(dòng)きは今のところ収まる気配を見(jiàn)せていない。2008年の中國(guó)市場(chǎng)の日本車シェアは30．6％で圧倒的な強(qiáng)さを誇っていたが、今年の反日デモ後は激減?，F(xiàn)在の累計(jì)販売臺(tái)數(shù)は市場(chǎng)の21．1％に落ち込んでいる。

一方でフォルクスワーゲンを筆頭に歐州車は好調(diào)で、今年10月までに中國(guó)市場(chǎng)のシェアは21．4％から25．5％に上昇。ゼネラルモーターズに代表される米國(guó)車のシェアも5年前の11．7％から15．5％に増加した。韓國(guó)車も過(guò)去2年間のシェアより2％上昇し、現(xiàn)在9．8％に達(dá)した。

しかし最大の勝者は自社ブランドの中國(guó)車だ。10月の中國(guó)車の販売臺(tái)數(shù)は前年同期比で16％の大幅増。なかでも長(zhǎng)城汽車の販売臺(tái)數(shù)は前年同期比76．9％増と驚異的な伸びを見(jiàn)せた。中國(guó)車は2009年の市場(chǎng)シェア30．9％をピークに2012年9月まで下降の一途をたどっていたが、10月には33％を記録するまで回復(fù)している。

日本車メーカーにとっては、今後數(shù)年間は中國(guó)市場(chǎng)で厳しい狀況が続くと予想され、中國(guó)車も外國(guó)車の健闘に主導(dǎo)的立場(chǎng)を失う可能性がある。日中紛爭(zhēng)が一定レベルで自動(dòng)車市場(chǎng)に影響を與えることは確かだ。中國(guó)車が市場(chǎng)で確固たる地位を築くか否かは、時(shí)間が教えてくれるだろう。（翻訳?編集/本郷）