Record China 2018年11月28日(水) 1時10分
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中國メディアの新浪網(wǎng)は26日、海上自衛(wèi)隊の「いずも」と「かが」が就役したことで、日本では空母機動部隊に対する思い入れと、奇襲攻撃をしたいという思いが掻き立てられていると主張する論説を掲載?!竾婏垽猡巍埂赴V心妄想」などと酷評した。
中國メディアの新浪網(wǎng)は26日、海上自衛(wèi)隊の「いずも」と「かが」が就役したことで、日本では空母機動部隊に対する思い入れと、奇襲攻撃をしたいという思いが掻き立てられていると主張する論説を掲載。「噴飯もの」「癡心妄想」などと酷評した。
記事は、「日本人の考え方」の具體例として、日本のウェブサイト「Japan in―Depth」に掲載された文谷數(shù)重(もんたに すうちょう)氏の文章を使った。文谷氏については「海自の退役軍官」と紹介した。
Japan in―Depthに掲載されている文谷氏の経歴によると、同氏は1997年3月に早稲田大學を卒業(yè)し海自幹部候補生として入隊。施設幹部を経て、2012年3月に早大大學院を修了(修士)し、同年4月に退職した。その後は軍事専門誌でライターとして活躍している。
なお、文谷氏の文章はJapan in―Depthでしばしば紹介されてきたが、新浪網(wǎng)記事が同氏のどの文章について論じたかは不明。
記事は、文谷氏は文章で、改裝した「いずも」と「かが」にF―35Bを搭載しイージス艦の護衛(wèi)を著ければ、近海に置ける防衛(wèi)任務だけでなく、遠隔地に対して不意を突く破滅的空襲を行えるので、相手の艦隊基地や核施設を攻撃して、日本本土に対する潛在的脅威を取り除くことができると主張したと紹介。
記事はその上で「こんな話を聞けば、人は噴飯ものと思うのではないか」「70年以上前の太平洋戦爭で、日本海軍の空母機動隊が真珠灣を奇襲したのと同じ思考方式ではないのか?」と主張。
真珠灣攻撃は十分に成功した作戦だったと論じた上で、當時は軍事衛(wèi)星もなく、レーダー技術も現(xiàn)在とは天地の違いと指摘し、「現(xiàn)在では奇襲攻撃を再現(xiàn)するのはとても難しい」と主張した。
記事はさらに、F―35Bが発著できるように「いずも」と「かが」を改裝するには長時間かかり、空母搭載タイプのF―35Bを購入するためにも莫大な予算が必要と指摘?!袱蓼筏皮?、日本が短期間に有効射程が500キロメートルの巡行ミサイルを持つことは、根本的にありえない」と論じた。
記事はまた、現(xiàn)在の軍事大國の作戦體系は海岸などに張り巡らされたレーダー網(wǎng)、遠距離弾道ミサイル、航空兵力や衛(wèi)星など多岐に渡っており、「エースのカード」となる兵器や精鋭部隊だけで戦爭の勝負を決定すると夢想することは『典型的な生きた化石』」の考え方と論じた。
記事は、「いずも」「かが」とF―35Bを組み合わせることで遠隔地を奇襲攻撃できるとの考えを「噴飯もの」「癡心妄想」と酷評した。しかし、日本との関係が悪化した際に中國で発表されることの多い「日本脅威論」とは一線を畫していることには注目してよい。
全體としては、「現(xiàn)在の日本は、日本海軍が第二次世界大戦時に行った遠隔地への奇襲攻撃をする能力はない」あるいは「準備をするとは考えられない」の論調で、日中両國政府が進めている「接近」「協(xié)力強化」の方向性と矛盾のない內容に仕上がっている。(翻訳?編集/如月隼人)
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