2018年11月28日、環(huán)球網(wǎng)は伊ファッションブランド「ドルチェ＆ガッバーナ（D＆G）」の中國(guó)侮辱騒動(dòng)について、広告動(dòng)畫の炎上からショーの中止決定までの4日間の経緯を紹介した記事を掲載した。

記事では、環(huán)球時(shí)報(bào)の記者が21日午後5時(shí)ごろに上海世博中心の南門で見た様子を紹介。多くのスタッフやモデルたちがスーツケースを引いて去り、レッドカーペットはプラスチックフィルムで覆われ、看板の撤去作業(yè)も始まっていたという。上海市文化市場(chǎng)行政執(zhí)行総局のスタッフの話によると、「當(dāng)日予定していたD＆Gのファッションショーが中止になったため」だという。また、あるモデルの話によると、「ショーがキャンセルになった通知は受け取ったが、ショーをいつ再開するかは聞いていない」という。500人を超えるモデルやゲストが參加する予定だった今回のイベントが中止になり、ある現(xiàn)場(chǎng)スタッフは「D＆Gは自分で招いたことの収拾がつかなくなる前に謝罪すべきだ」とコメントしたという。

記事は、D＆Gの創(chuàng)業(yè)者の一人で、看板デザイナーのステファノ?ガッバーナ氏やD＆Gのインスタグラム公式アカウントの謝罪のコメントを紹介。ガッバーナ氏は21日午後に「私は中國(guó)と中國(guó)文化を愛している。起きてしまったことについて大変申し訳ないと感じている」とコメントしたという。D＆Gのインスタグラム公式アカウントでも「今回の不正な投稿により影響を受け、苦痛を受けた全ての中國(guó)の方々に謝罪する。われわれは一貫して中國(guó)と中國(guó)文化を愛し、敬意を抱いている」「ショーの中止はブランドとスタッフ全員にとっての不幸」とコメントしたという。

そして記事は、海外メディアのニュージーランド?ヘラルドの報(bào)道を引用し、中國(guó)のネットユーザーが釈明を受け入れていないことを紹介。あるネットユーザーは「われわれは非難や謝罪を迫るのが好きな民族ではないが、民族感情の問(wèn)題では譲歩できない。中國(guó)人からお金を稼いでおきながら、心の中で中國(guó)人を見下すなんて。好きじゃなくても、傷つけないでくれ」とコメントしたという。

さらに記事は、過(guò)去にD＆Gが中國(guó)で起こした騒動(dòng)を、他のメディアの報(bào)道を引用して紹介。米CNNのニュースサイトによると、2012年にD＆Gの香港の店舗の警備員が、地元市民によるショーウインドーの撮影を禁止した一方で、海外または中國(guó)本土の顧客による撮影を妨げなかったことから、1000人以上の地元市民が抗議しD＆Gが謝罪に追い込まれる騒動(dòng)があった。2017年にも、同ブランドの「DG愛中國(guó)」キャンペーンで、華やかなモデルが北京の胡同（フートン）のおじさん、おばさんと撮影したコントラストの強(qiáng)い寫真が「わざと中國(guó)を悪く見せている」と差別を疑われたという。また、英メディア、デイリー?メールの21日の報(bào)道によると、ガッバーナ氏と、同じくD＆Gの創(chuàng)始者の一人であるドメニコ?ドルチェ氏は、2015年に雑誌のインタビューでLGBTの家庭を否定する発言をしたとして、ロンドンの店舗前に100人以上が抗議デモに集結(jié)する事態(tài)を招いたという。

最後に記事は、米メディアCNBCのニュースサイトの報(bào)道を引用し、中國(guó)のブランド品消費(fèi)は毎年5000億元（約8兆1500億円）を超え、世界の3分の1を占めていると伝えている。さらに、シンガポールのニュースサイトAsiaOneの記事を引用し、「ショーの中止決定まで、D＆Gはわずか4日で自ら中國(guó)市場(chǎng)の扉を閉めた」と伝えている。（翻訳?編集/原）