11月18日に行われた蘇州マラソン大會(huì)での「國旗」騒動(dòng)が冷めやらぬ中、25日に浙江省紹興市で開催されたマラソン大會(huì)で、またしても國旗の手渡しが行われた。新京報(bào)は27日付の記事で、國旗「手渡し」を疑問視している。

記事によると、25日に紹興市で行われたマラソン大會(huì)で優(yōu)勝した李永遠(yuǎn)（リー?ヨンユエン）は國旗を手にしながらゴールテープを切った。沿道にいたスタッフが、李がラストスパートをかける前に國旗を手渡した。

蘇州マラソン大會(huì)での「國旗投げ捨て」騒動(dòng)では、レースに集中している選手に國旗を手渡す行為は妨げになるという批判の聲が大勢(shì)を占めたが、運(yùn)営団體の智美體育集団は「國旗の手渡しは『慣例』であり、今後も変えるつもりはない」と話していた。紹興市で開催されたマラソン大會(huì)の運(yùn)営団體は越馬公司と文広體育だったが、運(yùn)営団體が変わっても國旗を手渡す「慣例」は変わらなかった。

蘇州マラソン大會(huì)後の22日、中國陸上協(xié)會(huì)は國旗の手渡しを自粛するよう呼び掛ける文書を発表。「いかなる行動(dòng)も試合の正常運(yùn)営を妨げてはならない」と警告された。記事は、こうした経緯を紹介した上で「この警告も世論の批判も、『慣例』は止められなかったようだ」としている。

さらに、「大會(huì)の運(yùn)営者にとってもっとも重要なのは、參加者が公平に集中して試合に臨める環(huán)境を作ることと、參加者の健康と安全を守ること」と指摘?！柑K州市と紹興市のマラソン大會(huì)で起きた出來事は、運(yùn)営サイドのプロ意識(shí)の欠如を露呈したばかりでなく、大會(huì)の中での多くの慣例が形ばかりのショーと化したことを証明している」と非難した。

記事は最後に、「中國國內(nèi)で人気となってきたマラソン大會(huì)にとって、このような『ショー』に利點(diǎn)はない」と論じた。（翻訳?編集/和田）