<在日中國人のブログ>サラリーマンたちの心の中に「上海飯店」のような秘密基地があれば

黃 文葦    2019年5月31日(金) 17時(shí)50分

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ドラマ「わたし、定時(shí)で帰ります?!工蛴Qている。日本人の働き方?仕事の価値観について描くドラマであった??激à丹护椁欷毪长趣啶盲?。寫真は日本のサラリーマン。

2019年4月16日よりTBS火曜ドラマの「わたし、定時(shí)で帰ります?!工蛴Qている。日本人の働き方?仕事の価値観について描くドラマであった。考えさせられることが多かった。

吉高由里子演じる「絶対に定時(shí)で帰る」主人公の東山結(jié)衣と、會社に泊まり込むサービス殘業(yè)社員吾妻の會話が意味深い。吾妻は、「將來どうなりたいわけでもないし、どうせ出世もできないだろうし、才能もないし夢もないし楽しみもない」と悲観的なことを言うが、結(jié)衣は「私たちには給料日がある。私はそれを楽しみに生きてる。意外とみんなそんなもんじゃない?」と明るく答えた。

サラリーマンの楽しみはなんだろうか?!杆饯郡沥摔辖o料日がある」、それはとても正直な気持ちだと言える。給料があれば、生活を維持できる。會社とサラリーマンの間で、一番の絆はお金ではないか。會社員の功績を経営者が直ちにお金で評価するべきである。

本屋さんに行くと、「大きな夢を持ってください」「起業(yè)しなさい」などの趣旨の本がたくさん見られる。しかし、世の中にはやはり社長よりも普通のサラリーマンの方が圧倒的に多い。大勢の抜群の才能を持つ方でも組織の一員として働くことを選択した。組織から與えられる「生き甲斐」を味わう。まさに、ドラマの主人公が言う通り、「人生の使い方なんて、人それぞれだと思うんだよね」。

言うまでもなく、人にはそれぞれの考え方がある。組織の中にいる限り、會社の理念に従うはず。自分の思い通りにならないこともしばしばある。しかも、周りの人達(dá)と調(diào)和しながら仕事をこなすわけである。

それで、また給料のおかげで、いろいろ仕事以外のことが楽しめる。ドラマの主人公の結(jié)衣は定時(shí)に會社を後にしたら、まず急いで會社近くの中華料理屋さん「上海飯店」に駆け込み、ビールを飲み、中國人オーナーと楽しくしゃべる。それから家に帰ってドラマを見て、好きな人とおしゃべりをする…一日の疲れとストレスはその日のうちに解消するだろう。

もっと人生の楽しみを見つけるために、サラリーマンたちに薦めたいことがある。思い切って、副業(yè)をしてはいかがでしょうか。勿論、現(xiàn)在でも多くの企業(yè)には副業(yè)規(guī)制が設(shè)けられている。企業(yè)は従業(yè)員に対し、もっとオープンな姿勢を見せてほしい。仕事以外の「縛ること」を捨てて自由を與えよう。働き方改革によって、サラリーマンの自由な時(shí)間が増えそうである。できれば、副業(yè)によって、サラリーマンの才能を開花させる。さらに皆の趣味を稼ぎに変えれば幸いだろう。

現(xiàn)在、ネットを使って稼ぐことは普通だ。人生百年時(shí)代、人々は生涯働く。ずっと一つの業(yè)界ましてや一つの會社で生涯わたって仕事をすることはだんだんなくなっていく。従って、副業(yè)は生涯學(xué)習(xí)?生涯働くことにつながる?!副緲I(yè)」と「副業(yè)」、二つの世界を生きると、「お金」と「自由」の両方を手に入れて、人生はもっと豊かになる。

自分のことを語ってみる。私はどんな仕事をしても、フリージャーナリストを続けたいと思っている。フリージャーナリストという仕事にはチャレンジ精神があふれている。フリーだから、信念を持ち、自らの意思で動(dòng)く。いつも素早い行動(dòng)力を求められているはずである。日本に來てから、私はフリージャーナリストという仕事に出會った。日本では、優(yōu)秀なフリージャーナリストはたくさんいるだろう。

新聞社に所屬していた時(shí)期もあった。組織に所屬すると、組織の意思で動(dòng)かなくてはならない。「これを書きなさい」、このような言葉に違和感を覚えた。勿論、新聞社などマスコミに所屬することに利點(diǎn)があることは否めない。例えば、安定した収入と多くの情報(bào)源が入手できる。でも、文章を書くことには、私は「わがまま」を貫いていきたい。つまり、自分が書きたいテーマを選ぶ。自分が本當(dāng)に思っていることを伝えようとする。フリーだから、いろんなマスコミに頼まれる。その上で、やりたくないこと、やりたいこと、ちゃんと分けている。記事の量より、記事の質(zhì)が大事。そして記事を通して「自分磨き」ができればいい。一応、私はフリージャーナリストだが、ありがたいことに他にも教育関係の仕事をしている。それでも生活と精神の糧である。

今後、また他の仕事を體験するかもしれないが、フリージャーナリストという仕事は私にとって、生涯にわたって継続的にできることだと思う。細(xì)く長く続けたい。これからも日本語をもっと磨きたい。

というわけで、サラリーマンたちが自身の職場の近くに…いいえ、心の中に、「上海飯店」のような寛げる「秘密基地」を見つければいい。このコラムは私の心の「秘密基地」の一つである。

■筆者プロフィール:黃 文葦

在日中國人作家。日中の大學(xué)でマスコミを?qū)煿イ?、両國のマスコミに従事。十?dāng)?shù)年間マスコミの現(xiàn)場を経験した後、2009年から留學(xué)生教育に攜わる仕事に従事。2015年日本のある學(xué)校法人の理事に就任。現(xiàn)在、教育?社會?文化領(lǐng)域の課題を中心に、関連のコラムを執(zhí)筆中。2000年の來日以降、中國語と日本語の言語で執(zhí)筆すること及び両國の「真実」を相手國に伝えることを模索している。

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