2018年11月28日、韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)が東京のある書(shū)店について報(bào)じ、ネット上で話題となっている。

記事が紹介しているのは、東京?青山にある子ども向けの本屋「クレヨンハウス」。4階建てのビル全體が子ども関連の空間になっており、今年で創(chuàng)業(yè)43年になる。ここでは、戀人としてデートで訪れたカップルがその後に結(jié)婚?出産し、子どもを連れて再訪問(wèn)するケースや、親子3代で訪れるケースも多いという。

記事は17日に韓國(guó)の読者らと対談した同店の落合恵子社長(zhǎng)へのインタビューを基に、同店では「一度入荷した本は絶対に返品しないという原則がある」と伝えている。それは「良い本を仕入れておけばいつか必ず売れる」という社長(zhǎng)の運(yùn)営哲學(xué)によるものだという。

また同店には、子どもたちが座って本を読めるよう機(jī)と椅子が置かれている。かつて「出版大國(guó)」と呼ばれた日本も近年は書(shū)店が急減している。東京の地価の高い場(chǎng)所で40年間も子ども向けの本屋を経営しているのは「ほぼ奇跡に近いこと」で、落合社長(zhǎng)も「本屋を構(gòu)えてから大変でない時(shí)はなかった」と語(yǔ)っているという。ただ落合社長(zhǎng)は「自分の手でページをめくるのはやはり紙の本だけ?；钭证蠜Qして死なない」とし、「幼い頃に、たった1冊(cè)でもいいから一生忘れられない本を數(shù)百回読むことが重要。そういう本が1冊(cè)あれば、生活から本が遠(yuǎn)ざかる時(shí)期があってもいつかどこかで必ずまた本に出會(huì)える」との信念を持っているという。

出版は「光のないところに光を照らす作業(yè)」と説明する落合社長(zhǎng)は、書(shū)店が消えつつある現(xiàn)代で本関連の仕事をする人に向け「難しくてもあきらめずに続けることが大切。本は何代にもわたって続けられる長(zhǎng)い旅。必ず誇らしい時(shí)が來(lái)る」とエールを送ったという。

これに、韓國(guó)のネットユーザーからは「日本出版界の良心であり、器の大きな人。かっこいい。こういう人は國(guó)籍を問(wèn)わず尊敬されるべき」「これこそがノーベル賞が続出する日本の力じゃない？」「『光のないところに光を照らす作業(yè)が出版』か。その光を追ってくる子どもが多いほど世の中は明るくなるだろう」「ちょっと悔しいけど、これこそが日本の秘めた原動(dòng)力」「日本は政治を除く全ての分野でプロフェッショナルが多い」など稱賛コメントが続出している。

また韓國(guó)と比較して「もし韓國(guó)だったら、すぐに本屋を畳んでカフェにテナントを貸していることだろう」「韓國(guó)は數(shù)年したら賃貸料が上がって長(zhǎng)続きしない」などの嘆き節(jié)も寄せられている。（翻訳?編集/松村）