2012年11月20日、世界一のパン職人になった臺(tái)灣出身の呉寶春（ウー?バオチュン）さんの物語が、俳優(yōu)リー?グオイー（李國毅）主演で映畫化される。聯(lián)合報(bào)が伝えた。

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2010年にパリで行われた世界パンコンテスト「第1回マスター?ド?ラ?ブーランジュリー」でチャンピオンに輝いた、パン職人の呉寶春さん。臺(tái)灣原住民のお酒?小米酒と、名産品のライチを使った出品作は受賞後、臺(tái)灣で一大ブームを巻き起こした。

その呉寶春さんが世界一になるまでの苦難の人生が、映畫化されることに。第51回ベルリン國際映畫祭で、「Betelnut Beauty」（原題：愛［?尓］愛我）で監(jiān)督賞を受賞したリン?チェンシン（林正盛）がメガホンを執(zhí)り、ドラマ「ハチミツとクローバー?蜂蜜幸運(yùn)草?」などで知られる若手俳優(yōu)リー?グオイー（李國毅）が主演する。

臺(tái)灣南部の町?屏東（ピンドン）の郊外で1969年に生まれた呉寶春さんは、12歳の時(shí)に父親が他界。8人の子供を育てる母親に楽をさせたいと、中學(xué)卒業(yè)後に臺(tái)北市に出て、パン職人の道に入ったという。

リン監(jiān)督自身もなんと、パン職人から映畫界に転職した経歴の持ち主だ。かつて雑誌インタビューで呉寶春さんと知り合い、地方出身、パンに関わった経験を持つなど共通點(diǎn)が多かったため意気投合し、それがきっかけで映畫化を考え始めたという。

間もなくクランクインする映畫「世界第一麥方」は、臺(tái)灣やパリ、東京でロケが行われる予定。來年夏の公開を目指している。（翻訳?編集/Mathilda）