2012年11月19日、中國?北京市人民政府國有資産監(jiān)督管理委員會が明らかにしたところによると、長らく準備が進められてきたワインの取引センター?北京國際葡萄酒交易所が、今月初めに登録を終えて正式に発足した。世界で最も大きく最も影響力のあるワイン市場の取引センターになることを目指すという。新京報が伝えた。

【その他の寫真】

手數(shù)料は売買雙方から2％ずつ

同センターは登録資本金が1億元（約12億9000萬円）で、うち北京市直屬の國有企業(yè)である北京一軽持株有限責任公司が3千萬元（約3億8700萬円）を出資する。このほかの出資者には中糧酒業(yè)有限公司、中信國安葡萄酒業(yè)株式有限公司、北京産権交易所（知的財産権取引所）、北京海航置業(yè)有限公司、信達投資有限公司などがある。これらの企業(yè)が出資することにより、同センターは資源、資本、ルート、物流などで一定の優(yōu)位性を備えることになるという。

同センターのサイトをみると、赤ワインの指し値や呼び値の情報が大量に表示され、価格は數(shù)10元から數(shù)千元までとさまざまだ。同センターで口座を開設して會員になると、取引システムの顧客端末を通じて競売に參加することができる。取引が成立すると、売買雙方はそれぞれ成約額の2％を基本取引サービス費として同センターに支払うことになる。

関連の資料によれば、現(xiàn)在の世界最大のワイン取引センターは英國にあるロンドン國際ワイン取引所で、240社を超えるアルコール企業(yè)と一部のファンドが取引に參加している。同センターは成約狀況を踏まえて、高級ワイン50銘柄、100銘柄、500銘柄に基づく指數(shù)（Liv-Ex50、Liv-Ex100、Liv-Ex500）とフランス?ボルドー産の100銘柄に基づく指數(shù)を発表している。

発展する中國ワイン市場

中國では現(xiàn)在、香港地區(qū)、上海市、天津市などに複數(shù)のワイン取引所がある。ある業(yè)界関係者の予測によると、中國人の赤ワイン消費量が伸びており、赤ワイン投資はこれから10年間、黃金の発展期を迎えるという。

同委関連部門の責任者によると、同センターの発足は、北京市直屬の國有企業(yè)による資源の整理や戦略的協(xié)力の強化などの一種の縮図だという。（提供/人民網日本語版?翻訳/KS?編集/內山）