2012年11月9日、獨(dú)週刊誌?シュピーゲルは「中國(guó)でパンダ観察、ルーレットに賭ける生態(tài)観察ツアー」と題したツアー同行記事を掲載した。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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黒と白のツートンカラーで愛らしい姿のジャイアントパンダは動(dòng)物園の人気者だ。そんなパンダの野生の姿を観察するには四川省の山奧に分け入らなくてはならない。パンダとの対面を期待するツアー客たちは、地面に落ちていた無臭の糞に興奮する。パンダがここにいた証拠だ。中國(guó)中部の秦嶺山脈で野生のパンダを追いかけている現(xiàn)地の専門家は「表面がネバネバしているように見えたら2?3時(shí)間前に排泄したもの。暖かい糞なら、2?3分以內(nèi)の排泄だ」とツアー客に説明する。パンダに遭遇できるのは冬だけ。夏になると好物の笹の葉を求めて海抜の高い場(chǎng)所に移動(dòng)するという。この日は正午までの3時(shí)間を捜索に費(fèi)やしたが、ついにパンダを目にすることはなかった。

2日目の朝、ツアー一行は鳥のさえずりで目を覚ます。朝食後、8時(shí)に出発。野生のパンダの捜索を開始する。専門家が突然、何かを叫んだ。近くにいるのか？一同あわてて準(zhǔn)備をする。カメラマンもレンズを調(diào)整して待つ。だが、10數(shù)分後に現(xiàn)れたのは1羽の鳥だった。そこに無線で情報(bào)が入り、ツアー客らはガイドの案內(nèi)に従って、沢に向かう泥道を進(jìn)む?！袱长欷盲票井?dāng)にギャンブルと一緒だな」とフランス人のツアー客は苦笑い。沢で1時(shí)間あまりじっと待つ。何の反応もない。みんながあきらめかけたその時(shí)、パンダがひょっこり現(xiàn)れた。ツアー客からわずか5mの距離まで近づき、そして離れていった。わずか15秒間の出來事だったが、ツアー客全員は大満足だった。こうした希少な體験は、今後の重要な収入源になることを期待されている。（翻訳?編集/本郷）