ロシアを領(lǐng)土問題で唯一譲歩させた中國、今後は関係性を考慮すべき―露誌

Record China    2012年11月22日(木) 8時25分

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19日、中國共産黨大會が終わり、ロシアは対中関係をどう維持すべきか?対等なパートナーシップが築けるのかを考慮しなくてはならないと、ロシア誌が伝えた。寫真は2012年11月、天津市で開催されたロシアの油彩畫展。ロシア人作家による尖閣諸島の絵畫が出展された。

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2012年11月19日付のロシアの週刊誌?アガニョーク(ともしび)は、「遙か遠き東方」との記事を掲載。中國共産黨第18回黨大會が終わり、ロシアは中國とどのような関係を維持していくべきか、対等なパートナーシップが築けるのか、という問題を考慮しなくてはならなくなったと論じている。環(huán)球時報の20日付の報道。

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中國は現(xiàn)在世界最大の工業(yè)品生産國であると同時に輸出國でもある。2025年には世界最大の経済大國になるとの見通しもあり、経済力が高まるにつれて政治的な影響力も強まっている。いくら中國の指導(dǎo)者が「平和的臺頭」を口にしても、ロシアを含めた周辺國いずれもが、その軍事力の増強を警戒していると記事は指摘した。

また、記事は「中國はロシアに領(lǐng)土問題で譲歩させた唯一の國だ」とし、警戒すべき相手だとしている。中國はロシア製工業(yè)品の輸入を大幅に減らしており、國際武器市場では競爭相手でもあるほか、ロシアの外交を反米志向へ導(dǎo)こうとしていると指摘し、さらに「中國にとってロシアは“唯一の盟友”ではない、対中関係は細心の注意を払う必要がある」としている。

その根拠として、1)経済面:対中輸出が低迷しており、極東?シベリアにおける共同開発でもギャップが生じている。両國は2009年、極東およびシベリア地區(qū)と中國東北地方の協(xié)力計畫要綱を採択。しかし、中國側(cè)の真の目的はロシアの天然資源のみだ。2)政治面:歐米に追従しない獨自の政治體制をもつ中國は、米國や日本、インドなどと敵対的な関係にあり、これと友好関係を維持することに利點があるのか、疑問が殘る。3)地縁面:アジア?太平洋地區(qū)よりも歐州で発展していくべきで、中國だけを協(xié)力関係の選択肢とすべきではない。以上の3點をもって、「ロシアはまず自分の利益を確保した上で中國との関係を発展させていくべきだ」と伝えている。(翻訳?編集/岡田)

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