フライメディア 2018年12月2日(日) 17時40分
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すっかり秋が深まってきた上海。今が観光のベストシーズンともいわれるが、上海の秋は短いので、コンパクトに楽しむのがおすすめ。今、上海で一押しの観光スポットは、上海から日帰りで行ける水郷古鎮(zhèn)の「朱家角(しゅかかく/ヂゥジィアジィオ)」だ。
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すっかり秋が深まってきた上海。今が一年で一番過ごしやすく、観光のベストシーズンともいわれるが、上海の秋は短いので、コンパクトに楽しむのがおすすめ。
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今、上海で一押しの観光スポットは、上海から日帰りで行ける、交通アクセスが便利な水郷古鎮(zhèn)の「朱家角(しゅかかく/ヂゥジィアジィオ)」だ。ちなみに古鎮(zhèn)とは、「古い街並みが殘る町」のことをいう。
「朱家角」は、上海市郊外にあり、市內(nèi)から約50キロ離れていて、これまではバス、タクシーなどの交通アクセスしかなく、「陸の孤島」などと呼ばれるほどであった。観光客だけではなく市民にとってもややハードルが高かったエリアで、現(xiàn)地での知名度も低かった。
ところが、2017年末に地下鉄17號線が開通したことで、気軽に行けるようになり、平日でも観光客が多くみられ、週末になるとせまい路地が人の波であふれるほどのにぎわいぶりを見せる人気観光地となっている。
17號線の始発駅「虹橋火車(鉄道)駅」から「朱家角」駅までは約36分。古鎮(zhèn)観光區(qū)までは、駅から徒歩約20分で、バスも出ているが、天気が良ければ、素樸な街並みを散策しながらゆっくり向かうのもおすすめ。
橋下をぬけると古鎮(zhèn)らしい街並みが見えてくる。道順はシンプルで、看板も多いので、ほとんど迷うことはない。何よりも、この駅で下車している人の多くが古鎮(zhèn)に向かうため、その後に続いて行くとたどりつく。
古鎮(zhèn)の中心には漕港河(水路)が流れていて、石橋が36つかかっている。このアーチ形の石橋はどれも趣があり、SNS映えするベストスポットなのだが、見どころは何といっても上海市最大、最長と言われる放生橋だ。水の色はご愛嬌!できるだけ遠(yuǎn)くを見よう!
平日でも各地からツアー客が多く訪れ、橋の上では、真ん中から撮影しようとする人であふれている。橋の上から眺めると、江南地方伝統(tǒng)の白壁に黒瓦の家が並び、水がゆっくり流れていく風(fēng)景が広がっている。ここでは時間もゆっくり刻まれているようだ。
もちろん、こうした伝統(tǒng)的な部分を殘している一方で、古い家屋をリノベーションしたカフェ、レストランやゲストハウスもあるので、國內(nèi)外の若者の姿も多い。
この朱家角に來たら、ぜひとも味わってみたいのは、名物の笹の葉で包んだ豚の角煮やちまき。そして、ご飯がすすみそうな自家製の漬けものだ。せまい路地に多くのお店が並んでいるので、いろいろ見て、食べ歩きしているとお腹もいっぱいになる。
入場料が必要な見學(xué)施設(shè)もあるが、古鎮(zhèn)への入場は無料。見どころをはずさない周遊チケットもあるが、気の向くままぶらぶら散策すれば、面白い発見があるかもしれない。
ちなみに船に乗って水路から観光するコース(有料)もある。(提供/フライメディア)
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