2012年11月19日、英誌?ガーディアンなどに寄稿し、中國(guó)人民大學(xué)でも客員教授を務(wù)める英國(guó)人ジャーナリスト、マーティン?ジャックス氏が、中國(guó)とフィリピンの間で爭(zhēng)われている南シナ海の領(lǐng)有権問題について言及。フィリピンは米國(guó)を利用して解決を試みているが、米國(guó)はアジア地區(qū)での影響力においてすでに衰退しはじめており、「米國(guó)ではなく中國(guó)を取り込むべきである」と主張した。フィリピンの英字ニュースポータル?RAPPLERの報(bào)道を、中國(guó)?環(huán)球時(shí)報(bào)が20日付で伝えた。

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「中國(guó)が世界を支配するとき」などの著作で有名なジャックス氏は講演の中で、「米國(guó)はすでに衰退しはじめている。フィリピンが南シナ海問題の解決を望むのであれば、対中関係を修復(fù)すべきである」と指摘した。

フィリピンは米國(guó)の“アジア回帰”戦略に協(xié)力する見返りに、南シナ海問題解決の望みを託しているが、「これは賢い選択ではない」とジャックス氏は主張する?！该讎?guó)のアジア回帰は短期的なゲームに過ぎない。米國(guó)はこの10年、アフガンやイラクへの軍事介入でアジアにおける影響力を失墜させている。一方、中國(guó)経済はこのエリアでますます臺(tái)頭している。米國(guó)は衰退に向かっており、風(fēng)はすでに米國(guó)に向かって吹いていない」と語(yǔ)った。

さらに、「アジア諸國(guó)の多くは、良好な対中関係を築くことこそ自らの利益になることを認(rèn)識(shí)している。中國(guó)の臺(tái)頭は、アジア諸國(guó)にとってもチャンスである。フィリピンは、依然として対米?対日関係を重視しているが、その焦點(diǎn)を米國(guó)から中國(guó)に変えるべきである」と補(bǔ)足した。

米國(guó)の戦略は主に軍事力に依存したものであるが、一方で自らの経済の衰退を認(rèn)めることを拒絶しているとし、「2002年、米國(guó)は東アジア地區(qū)の貿(mào)易総額の23％を占めており、中國(guó)はわずか10％に過ぎなかった。しかし、現(xiàn)在はこの狀況が変化している」と主張?！该讎?guó)のアジア回帰戦略は失敗に向かっている」と結(jié)論づけた。

ジャックス氏は最後に、「フィリピンは、中國(guó)と雙方の関係を強(qiáng)化する外交を通じて南シナ海問題を解決すべきであり、東南アジア諸國(guó)連合など多國(guó)間の會(huì)談でこの問題に対する注目を集めるべきではない」とアドバイスした。（翻訳?編集/HA）