間もなく開催の広州モーターショー、巻き返し図る日本車メーカー―中國メディア

Record China    2012年11月22日(木) 14時(shí)42分

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22日、年に1度の広州モーターショーがまもなく開幕する。日本車メーカーは巻き返しを切望しており、同モーターショーでその実力を遺憾なく発揮することは間違いない。寫真は11年11月、広州モーターショーの東風(fēng)日産の展示ブース。

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2012年11月22日、年に1度の広州モーターショーがまもなく開幕する。中國の自動車産業(yè)と共に成長してきた同モーターショーは、今年で10回目を迎える。今回のテーマは「トレンドをリードし、未來を操縦する(Lead The Trend?Steer The Future)」。この10年間で、中國の自動車産業(yè)は小規(guī)模から大規(guī)模へと飛躍的な発展を遂げ、世界自動車工業(yè)の重要な柱となり、新エネルギー車の分野では世界の自動車産業(yè)モデルチェンジの先駆者となった。しかし、中國自動車市場はここ2年、ゆっくりとした成長を維持している。世界の自動車メーカーは中國市場の潛在力に依然注目しているが、北京?上海?広州の1線都市で全面的な購入制限が始まったのに伴い、自動車メーカーの販売見通しはますます厳しくなり、競爭も熾烈化している。中國新聞社が伝えた。

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一方、日中の紛爭を受け、中國で高い市場シェアを誇っていた日本車の販売臺數(shù)が激減した。日本車メーカーは巻き返しを切望しており、しかも広州モーターショーは日本車メーカーが絶対的な優(yōu)位を誇る華南市場で開催される。日本車メーカーがこのモーターショーでその実力を遺憾なく発揮することは間違いない。ただし、今年の広州モーターショーは広州市の自動車購入制限が始まって以來初のモーターショーとなる。これまでは広州モーターショーに伴い販売が後押しされ、通年の販売ノルマを達(dá)成するための最後のチャンスとなっていたが、今年はそうはいかないだろう。

日本車メーカー、展示規(guī)模の縮小はなし

日本車の販売臺數(shù)は3カ月連続で減少し、歯止めがかかる気配もない。猛追する歐州?韓國車は日本車のシェアを奪いつつある。日本車にとって年末の商戦は、今年の販売成績だけでなく、中國市場における今後の動向をも決定するものだ。

2002年の第1回開催から、日本車メーカーは広州モーターショーに欠かさず出展する主要企業(yè)であり、展示面積が年々拡大し続け、新たなコンセプトカーが続々登場することで有名だ。広汽トヨタ、広汽ホンダ、そして設(shè)立したばかりの広汽三菱など、広州汽車との合弁會社が多いことからも、日本車が広州を重視していることがわかる。

10月以降、日本車のマーケティング活動が徐々に回復(fù)している。日産、ホンダ、トヨタは被害を受けた車のオーナーやディーラーへの対応措置として、様々な補(bǔ)償プランを打ち出し、「傷ついた心」を癒す一方、大々的な割引キャンペーンも実施している。

東風(fēng)日産?マーケティング本部の楊嵩(ヤン?ソン)副本部長は、「東風(fēng)日産のダブルブランド(NISSANおよび獨(dú)自ブランドのヴェヌーシア)は、全車種を出展し最強(qiáng)の布陣で臨むほか、注目車種?情報(bào)を発表する」と明らかにした。

トヨタは一汽トヨタ、広汽トヨタ、レクサスのコンセプトカーや中國製?輸入計(jì)46車種を展示する。展示面積は約4500平方メートルと、トヨタにとって同モーターショー最大となる。

中國市場でのシェアが大きく下がったマツダは、入口からすぐの1區(qū)1號に展示エリアを設(shè)け、CX?9やコンセプトカー「雄(TAKERI)」など、中國初公開の車をお披露目する。

日本車の展示規(guī)模は縮小することなく、勢いを盛り返したかのようだ。広州市場のために特別な準(zhǔn)備が進(jìn)められている車種もある。トヨタのカムリ?ハイブリッドは広州で新エネルギー車ナンバープレートを取得した人に人気だが、ディーラーによると、モーターショーで購入後すぐに納車できるように在庫を準(zhǔn)備しているという。

自動車企業(yè)、年末に向けラストスパート

9月以降、自動車の販売臺數(shù)は徐々に回復(fù)し、年末に向かって需要が拡大しつつある。大部分の自動車メーカーは年末の販売臺數(shù)で「有終の美」を飾ることを期待している。広州の購入制限開始から4カ月が経ち、抑圧された消費(fèi)力が年末に爆発する可能性もある。

また、広州モーターショーは幅広い影響力を持ち、広東省だけでなく、海南省、広西チワン族自治區(qū)、福建省、湖南省などからも消費(fèi)者が集まる。特に割引が大きいミドル?ハイエンド車種は周辺地域の消費(fèi)者から注目されており、新車の販売けん引が期待される。

12月はディーラーのノルマ達(dá)成に向けた最後の月であり、多くのディーラーが年末、利潤最大化を目指し、思い切った値下げでラストスパートをかける。まさに「舎車保帥(大きな損失を免れるために小さな損失を余儀なくされる)」だ。このため、11月末から12月中旬にかけては、最後のセールの時(shí)期となり、広州モーターショーは年末販促の始まりと言える。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/SN?編集/內(nèi)山)

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