2012年11月21日、米華字ニュースサイト?多維新聞は記事「中國共産黨高官、臓器移植が長期にわたり死刑囚に依存していたことを認(rèn)める」を掲載した。

【その他の寫真】

「中國はすでに米國に次ぐ臓器移植大國です。しかし長期にわたり死刑囚の臓器を使っていたことが中國の弱みとなっていました」と中國衛(wèi)生部の黃潔夫（ホアン?ジエフー）副部長は認(rèn)めた。

中國では2007年になってようやく人體臓器移植條例が成立するなど、関連法規(guī)の成立が遅れている。また、いまだに脳死の認(rèn)定については法規(guī)定がない狀態(tài)だ。こうした狀況が続く中、違法な臓器売買が橫行するなどの問題が広がった。正規(guī)の臓器移植であっても死刑囚の臓器が供給源であり、中國の國家イメージにも支障があった。死刑執(zhí)行數(shù)が減少するなかで必要な臓器を確保できないという難點もある。

2010年3月、中國衛(wèi)生部と中國赤十字會は臓器提供の試行に取り組んだ。これまでに465人から1279もの臓器が提供されている。黃副部長は今後1?2年以內(nèi)に死刑囚に依存する狀況を変えられるのではないかと予想している。20日には醫(yī)師でもある黃副部長は、死刑囚ではなく、心臓停止患者の臓器提供を受けた移植手術(shù)に初めて取り組んでいる。（翻訳?編集/KT）