2018年12月2日、中國メディアの參考消息網(wǎng)によると、外國人留學(xué)生全體に占める割合で中國人が約3割と突出している米國で、ある大學(xué)が世界で初めて保険を掛けてまで中國人學(xué)生の減少を防ごうとしているという。

米ビジネスニュースメディア、クオーツの11月30日付報道を引用して伝えたもので、英高等教育関連週刊誌タイムズ?ハイヤー?エデュケーションによると、米イリノイ大學(xué)アーバナ?シャンペーン校のビジネスカレッジとエンジニアリングカレッジは、非公開の保険代理業(yè)者と、毎年42萬4000ドル（約4800萬円）の保険料を支払うことで、両カレッジの中國人學(xué)生からの収入が1年で20％以上減少するような何らかの狀況が発生した場合、6000萬ドル（約68億2600萬円）の保険金を受け取れるという3年間の契約を結(jié)んだという。

同ビジネスカレッジの學(xué)部長によると、「何らかの狀況」には、ビザの制限や感染癥の流行、貿(mào)易戦爭といった「管轄外」の狀況が考えられるという。

この種の保険契約は世界で初めてだという。ロイター通信の最近の報道によると、トランプ政権は、中國人學(xué)生による諜報活動などを警戒し、米國留學(xué)時の審査を厳格化することを検討している。これは米國の大學(xué)にとって、中國人留學(xué)生からの年間140億ドル（約1兆5900億円）にも上る?yún)毪Cにひんしていると言えるかもしれない。

米國立科學(xué)審議會によると、2016年から17年にかけて外國人大學(xué)院生數(shù)は6％（3萬1520人）減少しており、最も減少しているのはインドからの學(xué)生だ。外國人留學(xué)生が引き続き米國を感じの良くない場所と見なした場合、他の教育機関もイリノイ大學(xué)と同様の保険契約を検討することになるかもしれない。（翻訳?編集/柳川）