2020年6月15日、米華字メディア?多維新聞は、新型コロナウイルスの影響により落ち込んでいた中國(guó)の経済狀況がV字回復(fù)の傾向を見せつつある一方で、なおも三つのリスクに警戒する必要があると報(bào)じた。

記事は、中國(guó)國(guó)家統(tǒng)計(jì)局が15日に発表したデータで、中國(guó)経済にV字回復(fù)の傾向が出現(xiàn)したことが明らかになったとし、5月の一定規(guī)模以上の工業(yè)付加価値が前年同期比4．4％増、対前月比1．53％増を記録したほか、同月における消費(fèi)財(cái)の小売販売総額の対前年比減少幅が2．8％と、4月に比べて4．7ポイント縮小したこと、大型消費(fèi)財(cái)では自動(dòng)車の消費(fèi)が急速に伸びていることなどを紹介した。

また、固定資産投資額の減少幅も縮小傾向にあり、1～5月の累計(jì)投資額が前年同期比6．3％減で、1～4月の累計(jì)より減少幅が4ポイント、1～3月の累計(jì)より9．8ポイント少なくなったとし、中でもハイテク産業(yè)、ハイテクサービス業(yè)への投資が1～5月の累計(jì)でそれぞれ対前年比プラスに転じたことを伝えている。

一方で、経済の急速なV字回復(fù)が中央銀行の金融緩和政策による一時(shí)的な刺激であり、外部の刺激に頼らない成長(zhǎng)回復(fù)が遅れれば資産のバブル化のリスクが再燃する可能性があること、5月の消費(fèi)者物価指數(shù)（CPI）、生産者物価指數(shù)（PPI）がそれぞれ4月より減少しており、需要の疲弊と通貨緊縮のリスクがあること、北京市の市場(chǎng)でクラスター感染が発生し、対策の不備により各地へ感染が拡大すれば経済回復(fù)への道のりが寸斷されることの3點(diǎn)を警戒すべき點(diǎn)として挙げた。（翻訳?編集/川尻）