2019年8月30日、環(huán)球時報はAFP通信の報道を引用し、抹茶味が世界的に人気となっているが、これが日本の緑茶産業(yè)を救うことができるかについて分析する記事を掲載した。

記事は、「抹茶アイスクリームや抹茶ケーキ、抹茶チョコレートなど、抹茶という特殊なアジアの味がいま世界中で流行している」と紹介。日本當(dāng)局の統(tǒng)計として、「昨年の緑茶輸出量は約5000トンで、その主要な輸出先は米國」と伝えた。

一方で、日本國內(nèi)では緑茶の飲用量が減少していると記事は指摘。「現(xiàn)在、お茶をよく飲むのは60歳以上が多く、日本のメーカーは新型の茶飲料で若者を引き寄せようとしており、マンゴーなどのフルーツ味の緑茶を開発している」と伝えた。

また、日本人が最もよく飲む緑茶である煎茶市場の現(xiàn)狀も決して明るいものではないと記事は説明?！胳o岡県は日本でも有名な煎茶の産地」と紹介し、「近年では煎茶の消費が低迷している」と指摘した。記事は、煎茶の平均価格が抹茶を大きく下回ることを説明した上で、「靜岡県の茶葉生産農(nóng)家は『苦戦』しており、煎茶から抹茶（てん茶）生産への転換を希望しているが、転換は容易なことではなく、少なくとも數(shù)年はかかる」と伝えた。

では、抹茶の生産量拡大が日本の茶産業(yè)を救えるのだろうか？AFP通信の取材に応じたある業(yè)者は、「抹茶はいま世界中で人気だが、世界中で生産しているものでもある。日本は唯一の抹茶生産國ではなく、われわれは世界的な競爭に直面している」との見方を示したと記事は伝えた。（翻訳?編集/山中）