2012年11月22日、「最もハチャメチャな立ち退き拒否」と大々的に報(bào)じられた家屋の持ち主に、立ち退かない理由について聞いてみた。23日付で華西都市報(bào)が伝えた。

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話(huà)題の家屋は中國(guó)浙江省溫嶺市大渓鎮(zhèn)下洋張村にある。駅前通りの整備計(jì)畫(huà)で立ち退きを拒否したことから、幅數(shù)十メートルの道路の真ん中に取り殘されたように建っている5階建ての家だ。この家屋の持ち主、67歳の羅保根（ルオ?バオゲン）さんに詳しい狀況を?qū)い亭俊?/p>

この家に現(xiàn)在住んでいるのは羅さんと奧さんの2人だけ。以前は息子と嫁、孫2人の6人で住んでいたという。2001年に60萬(wàn)元（約800萬(wàn)円）以上を払って建てた家だ。2年前に政府が提示した立ち退きの補(bǔ)償額はわずか26萬(wàn)元（約340萬(wàn)円）。立ち退いたとしても新しく家を建てるには到底足りない。貧しくて貯金もなく、羅さん夫婦は仕方なくここに住んでいる。建物の両側(cè)はすでに崩れかけているし、雨が降ったら雨漏りがする。泥棒も心配だ。

同村の擔(dān)當(dāng)者も「羅さんの狀況は把握している。故意に立ち退かないのではなく、補(bǔ)償が少なくて立ち退けないのだ」と同情的だ。大溪鎮(zhèn)政府は22日、羅さん世帯について、「政府職員による度重なる思想工作の結(jié)果、立ち退きの補(bǔ)償政策を受け入れることで基本的に合意している」と発表した。しかし、當(dāng)の羅さんは同日夜、「立ち退きに合意などしていないし、引っ越しもしない。新しく家を建てるには80萬(wàn)元（約1060萬(wàn)円）以上かかる。政府の提示額とは差がありすぎる」と反論している。（翻訳?編集/本郷）