Record China 2020年7月4日(土) 9時20分
拡大
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い止まっていた中國、韓國、臺灣とのビジネス往來再開が視野に入ってきた。日本政府は7月中にも3カ國?地域と交渉に入る方向だ。寫真は成田空港。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い止まっていた中國、韓國、臺灣との往來再開が視野に入ってきた。3國?地域では感染拡大が収まりつつあるとの日本政府の判斷によるもので、當(dāng)面はビジネス客に限定して7月中にも交渉に入る方向だが、観光客を含むかつての往來がいつ復(fù)活するかは全く見通せない狀況だ。
中韓臺とのビジネス往來解禁は6月中から交渉中のベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランド4カ國に続く措置。6月25日には感染拡大阻止を目指したベトナム政府による入國制限で渡航できなかった技術(shù)者ら日本人の第一陣約150人がベトナム航空の臨時便で成田空港から北部バンドン空港に到著した。
新型コロナの死者ゼロのベトナム側(cè)の警戒は厳重で、今回の渡航者は航空會社が配布した搭乗前の検溫や防護(hù)服の著用などの感染防止対策が義務(wù)付けられた。ベトナム入國時には感染の有無を調(diào)べるPCR検査を受け、現(xiàn)地のホテルで2週間隔離される。日越両政府は今後、日本人ビジネスマンらの渡航拡大に向けた制限措置のさらなる緩和を協(xié)議。技能実習(xí)生らベトナムの企業(yè)関係者の訪日についても話し合いを進(jìn)め、円滑な人の往來を目指す。
往來解禁の課題の一つは、日本入國時の水際作戦??崭郅扦蜳CR検査態(tài)勢が必ずしも十分に機能しておらず、6月28日には成田空港の検査ブースが混雑した影響で折り返し便が大幅遅延となったことが明らかになった。この日、中國?上海からの春秋航空便が19時50分に到著したが、検査ブースが混雑していたことからゲートに到著後も機內(nèi)待機となり、ソーシャルディスタンスを確保するため、少人數(shù)単位で降機する対応が取られた。
その結(jié)果、折り返し便として當(dāng)初は20時00分に出発する予定だったが、すべての乗客が飛行機から降りてから清掃や給油などの出発準(zhǔn)備が行われたことで、最終的に3時間48分遅れの23時48分に成田空港のゲートから出発した。ベトナムなど4カ國について、日本政府は入國者を1日最大250人とする方針だが、中韓臺とのビジネス往來が再開されれば、検査態(tài)勢の大幅拡充が必要となる。
渡航解禁は3月以降、域外からの渡航を原則禁止する措置を取ってき歐州連合(EU)でも始まった。EUは1日から日本のほか、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓國など計14カ國対象に解禁することで合意した。夏休みを前にコロナ禍で打撃を受けた観光産業(yè)を再興する狙いだ。
EUは制限解除の対象國について感染狀況などを踏まえ2週間ごとに見直す。中國については「相互主義」を考慮に入れるとしており、EUからの渡航者を受け入れる場合にのみ渡航を認(rèn)めるという。(編集/日向)
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