2018年12月4日、中國(guó)の遼寧省本渓市でこのほど、自宅に帰った女性が室內(nèi)でばったり泥棒に遭遇するという珍事が発生した。その場(chǎng)面を映した映像が3日ごろにネットに掲載され話題になっている。

映像では黒い服を來(lái)た男の姿と女性の聲を確認(rèn)できる。事件が発生したのは11月25日。同市のマンションに住む女性が帰宅した際、內(nèi)鍵がかけられていることに気が付き、夫に電話した。電話がつながって間もなくドアは開くのだが、女性の目の前に立っていたのは夫ではなく見知らぬ男。女性は一瞬自分の家ではないのかと疑ったが、室內(nèi)を見渡して自宅であると確認(rèn)した後、目の前の男が泥棒だと確信した。

男はポケットから物を出し何も取っていないことをアピールし、「何もしないから通報(bào)はしないでくれ」と懇願(yuàn)。女性の夫は電話越しに「男を逃がせ。通報(bào)はその後だ」と妻の身の安全を心配するが、女性は好奇心からか「どうやってマンションの中にはいったの？」「なぜ家の中に人がいないことが分かったの？」「なぜ私の家を狙ったの？」と立て続けに質(zhì)問(wèn)。このマンションはエレベーターの利用もカードキーが必要だが、泥棒いわくこのマンションのセキュリティは不十分。ドアをノックして人がいないことを確認(rèn)し、女性が新婚だと思い、祝儀など金銭があるのではないかと思い侵入したという。

男は「もうすぐ正月で、仕方がなかった」と、年を越すための金欲しさにやったと話していた。その後男は女性のカードキーを使ってエレベーターでその場(chǎng)を後にした。男は何度も女性に謝り通報(bào)はしないでほしいと訴えたが、その後女性の通報(bào)により警察に拘束されたという。（翻訳?編集/內(nèi)山）