中國(guó)では最近、5つ星ホテルの衛(wèi)生狀況の実態(tài)がネットユーザーの隠し撮りによって暴露され物議を醸したが、今度は別の問(wèn)題が指摘された。

11月14日、過(guò)去に數(shù)々の5つ星ホテルに宿泊してきたというネットユーザーが10軒以上の高級(jí)ホテルを名指しし、衛(wèi)生問(wèn)題を指摘した。添付された映像には、便器を拭いたのと同じ布でコーヒーカップや鏡などを拭く様子が映っており、中國(guó)社會(huì)に衝撃を與えた。

そうした中、中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）の別のアカウントが1日、「5つ星ホテルに泊まるときは歯ブラシ持參で」と投稿。アカウントの主は翻訳者や自メディアの運(yùn)営を行っている人物で、「ホテルで提供される歯ブラシセットなどの製造基準(zhǔn)はとても低い。信じられなければこの動(dòng)畫(huà)を見(jiàn)てほしい」とし、7分半ほどの動(dòng)畫(huà)を掲載した。

動(dòng)畫(huà)は、5つ星ホテルにアメニティーを提供しているメーカーの工場(chǎng)で隠し撮りしたとみられるもので、擔(dān)當(dāng)者が「（製造している）歯ブラシには消毒という工程はありません。業(yè)界にはそういう要求はないので」「（歯ブラシの）毛を抜けば、柄の部分はリサイクルできる」などと語(yǔ)っている様子が映っている。また、シャンプーやボディーソープなどについても「中に詰めているものはどれも大して変わらない」「シャンプーは中身よりも包裝の方が金がかかっている」などと語(yǔ)っている。

こうした事実はホテル側(cè)も把握しているとみられ、映像に出てくるあるホテルスタッフは一泊1118元（約1萬(wàn)8000円）の部屋のアメニティーも「実を言うとすごく普通」と話した。他にも、作業(yè)場(chǎng)で歯ブラシの材料となる素材を地面に直接置いたり、スプレーで加工したりする様子も映っている。

中國(guó)メディアの北京青年報(bào)によると、この動(dòng)畫(huà)自體は17年12月に公開(kāi)済みのもの。しかし、最近ホテルの衛(wèi)生狀態(tài)の問(wèn)題が相次いで発覚していることから、中國(guó)では再び大きな注目を集めている。（翻訳?編集/北田）