2012年11月、中國(guó)の新版パスポートが自國(guó)の領(lǐng)有権主張に沿った地図を掲載している問(wèn)題が拡大している。

【その他の寫真】

今年5月、中國(guó)はパスポートを改定。ICタグを採(cǎi)用した新版パスポートを?qū)毪筏?。しかしパスポートに掲載されていた地図が南シナ海のほぼ全域を中國(guó)の領(lǐng)海として表示していることが判明、ベトナムがひそかに改善を申し入れていた。この事実が報(bào)じられ、フィリピンも抗議するなど、騒ぎは拡大している。

23日、環(huán)球網(wǎng)はインドも抗議の列に加わったと報(bào)じた。パスポート掲載の地図には中印の係爭(zhēng)地が中國(guó)領(lǐng)土として明示されている。インドは対抗処置として中國(guó)人向けに「特殊ビザ」を作成したという。ビザにはインド側(cè)の主張による國(guó)境線が明示されたインド地図が掲載されている。

また23日付北京青年報(bào)によると、ネットにはベトナム當(dāng)局が新版パスポート所持者に対して入國(guó)ビザ発行を拒んだケースがあるとの情報(bào)が書き込まれた。交渉の末、ベトナム當(dāng)局はビザを発行したが、パスポートにビザを貼ることを拒否。別紙にビザを貼ることで「新版パスポートを認(rèn)めていない」との意思表示をしている。（翻訳?編集/KT）