2018年12月5日、中國(guó)企業(yè)のCMが「爆弾処理の戦士を侮辱している」として物議を醸している。澎湃新聞網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

問(wèn)題となったCMは、広東省深センにあるスマートロック関連企業(yè)、凱迪仕（kaadas）のもので、CMでは指紋認(rèn)証式のオートロックドアを宣伝しており、爆弾処理班の男性が主人公。主人公の男性が何度も爆弾処理に失敗するが、手だけは殘っているためドアは問(wèn)題なく開(kāi)けられるという內(nèi)容になっている。

これに対し江蘇省公安庁ネット安全保衛(wèi)総隊(duì)は4日、SNSの公式アカウントで「『手だけあれば鍵を開(kāi)けられる』ということを強(qiáng)調(diào)するために、爆発で爆弾処理の戦士をボロボロにしている表現(xiàn)にネットユーザーが激怒している。ネットを使った販促活動(dòng)においては、最低限の道徳心と良し悪しに対する正しい判斷力が必要だ。無(wú)知を創(chuàng)意、悪ふざけをユーモアとはき違えるべきではない」と苦言を呈した。

同総隊(duì)が指摘するように、ネットでは「このような低レベルのCMは存在する価値がない」と言った聲や、先般ドルチェ＆ガッバーナ（D＆G）の宣伝動(dòng)畫(huà)が「中國(guó)を侮辱した」と大きな騒動(dòng)になったことに関連付けて、「外國(guó)人が中國(guó)を侮辱することは絶対に許せないが、中國(guó)人が自國(guó)の英雄を侮辱することも絶対に受け入れられない」との書(shū)き込みも見(jiàn)られた。いずれにしても同社への批判が圧倒的に多い。批判を受け凱迪仕は4日、新浪微博の公式アカウントで謝罪文を掲載し、CMの放送を取り下げたと明かした。（翻訳?編集/內(nèi)山）